本日は2021年2月12日に行われたカープ紅白戦についてまとめたいと思います!紅組のスタメンは控え組、白組のスタメンが主力組で行われたようです。スタメンや結果など詳細情報はページ下部にまとめているのでチェックしてくださいね!
2022年2月12日に実施された紅白戦は以下の記事をご覧ください!
試合のまとめ
試合結果は紅組0-3白組で白組(主力組)の勝利でした。紅白戦といえど主力組が控え組に負けるわけにはいきませんよね!得点はケビンクロン選手のタイムリーヒット、松山選手のファーストゴロの間の得点、中村奨成選手のタイムリースリーベースヒットの間の得点です。
投手陣では、ルーキーの大道、森浦両投手が主力組を相手に三者凡退に抑えるなど、早速アピールに成功しています!
実践形式の練習も本格化し、シーズン開幕が近づいていることを実感しますね!明日2月14日(日)には阪神タイガースとの練習試合も予定されています!対外試合も始まりいよいよレギュラーメンバー争いも激しくなることでしょう!楽しみですね
まつやんの「バリバリ!!ええ選手じゃのお~」
始まりました!新企画「まつやんの『バリバリ!!ええ選手じゃのお~』」!!こちらのコーナーでは試合できらりと輝きを放った選手をピックアップしたいと思います!
記念すべき初回の選手は・・・森浦大輔選手です!!主力組の田中、菊池、鈴木選手を三者凡退に抑える素晴らしい投球内容です。さらに、日本の4番鈴木選手からは三振を奪っています!!鈴木選手との対戦動画しか確認できておりませんが、コントロールが大変良いと思いました。外角、低めのコースに正確に投げることができています。ボール球もぎりぎりストライクから外れたというもの。四球を連発して自滅という心配はなさそうです!そして、鈴木選手を三振にとった変化球、おそらく外から内へ入ってくるスライダーですが、あの鈴木選手が空振りをしているので独特な変化をしているのですかね?
近年は、ジャイアンツの高梨選手やソフトバンクの嘉弥真(かやま)投手のように左投げでスライダーのキレが良い投手(下の動画の0:25~の嘉弥真投手のスライダーなんてすばらしいです)がピンチで投入され、抑えるという場面がよくみられます。森浦選手もそのような起用法で活躍できるのでは?という期待を持たせてくれる内容でした!うーん、バリバリええ選手じゃのお~
試合結果詳細・・その前に・・・
試合結果詳細の前に、「打席と打数って何が違うの?」「自責点って何?」といった疑問がある方もいると思うので、簡単に説明します!
●打席と打数の違い・・・打席数は単純にバッターボックスに立ち投手と対戦した回数です。一方で、打数とはその打席数から打席結果が「四球 / 死球またはバント、犠牲フライ、妨害によって出塁」となった打席を引いた数が打数となります。
極端な例えであれば、ある試合でケビンクロン選手が1回、4回、6回、8回に投手と対戦したとします。そして、その結果が「四球、四球、犠牲フライ※、打撃妨害」だとするとその試合のケビンクロン選手は4打席0打数0安打となります。打率は「安打数÷打数」で算出されるということも覚えておくといいですね!※犠牲フライとは、ノーアウトまたはワンアウトでランナーが三塁にいる状況でフライを打ったときに、フライを相手がキャッチした後に三塁ランナーがホームへ向かってスタートし、無事ホームイン(得点)できた場合に、そのフライが犠牲フライとしてカウントされます。ランナーがこのようにフライキャッチ後にスタートすることを「タッチアップ」といいます。ちなみに、ランナー1塁または2塁の場合でもタッチアップはできますが、その時のフライは犠牲フライとしてカウントされません。
●失点と自責点の違い・・・失点は単純にその投手が相手に取られた点数になります。一方で、自責点は「投手に責任のある失点」という意味です。これだけじゃ分かりませんよね?
簡単に言うと、「守備陣がエラーして出たランナーやエラーの間に取られた失点は投手の責任じゃないので自責点にはカウントしませんよ※」ということです。例えば、ワンアウトでショートのエラーによりランナーが出たとします。そして次のバッターがホームランで2点入ったとします。この時、失点は2点ですが自責点は1点になります。ホームランの時にいたランナーの一人はショートのせいですからね!!
ちなみに、失点も自責点もランナーを出した人に記録されるので、ランナーが1、2塁にいる状態でA投手からB投手に交代し、B投手がホームランを打たれた場合、A投手は失点2自責点2、B投手は失点1 自責点1となります。防御率(9イニング投げたと仮定した時の失点数を表す指標)を算出する際に用いられるのは失点ではなく自責点です。※エラーの間の失点は自責点にカウントされる場合もあります。
まつやんの「プチ豆知識」コーナー
このコーナーではプチ豆知識を書くので読み飛ばしていただいて構いません!!
今回は自責点の豆知識です。ツーアウトのあとにエラーが起こったとします。すると、その後の失点は全て自責点にはカウントされないようになっています。「エラーがなければ本来はスリーアウトで交代となり、その後の失点はなかったはずだ。だから、その後に起こる失点は投手の責任ではない!!」という理論になりますね。なので、ツーアウト後にエラーが起こり、その後100失点しようが自責点は0のままというミラクルが起きるのです!!!なんかお得な気分になりますね!
試合結果詳細
紅組 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 四球 | ||
1 | 二 | 羽月 隆太郎 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | 遊 | 矢野 雅哉 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
3 | 左 | 正随 優弥 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
4 | 一 | 林 晃汰 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
5 | 捕 | 石原 貴規 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6 | 中 | 大盛 穂 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | 指 | 磯村 嘉孝 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | 三 | 上本 崇司 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
9 | 右 | 曽根 海成 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
紅組 | 投球回 | 失点 | 自責点 | 奪三振 | 与四球 | 被安打 |
中村 祐太 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 3 |
森浦 大輔 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
大道 温貴 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
塹江 敦哉 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 2 |
白組 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 四球 | ||
1 | 遊 | 田中 広輔 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | 二 | 菊池 涼介 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3 | 右 | 鈴木 誠也 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4 | 一 | ケビン・クロン | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5 | 左 | 松山 竜平 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6 | 指 | 會澤 翼 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | 三 | 堂林 翔太 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | 中 | 野間 峻祥 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
9 | 捕 | 中村 奨成 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
白組 | 投球回 | 失点 | 自責点 | 奪三振 | 与四球 | 被安打 |
床田 寛樹 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 |
矢崎 拓也 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
ケムナブラッド誠 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
まとめ
今回は2月12日に行われたカープの紅白戦についてお伝えすると同時に、野球に関する用語を少し説明しました。明日からの対外試合がとても楽しみになっているまつやんです!!
次回の更新もお楽しみにしてください!バリバリ頑張るけんのお~
コメント