今年の勝ちパターンは島内ー中崎ー栗林で決まり!床田投手も万全!気になるのは1番打者か?【カープ3月16日OP戦まとめ】

カープ試合結果

カープは16日に行われたロッテとのOP戦を2ー1で制し、見事接戦をものにしました。今シーズンはこうした投手力を活かした勝ちが基本的になってくると思うので、理想的な試合でした。

先発の床田投手も万全な様子ですし、島内投手・中崎投手も安心して見ていられますね。栗林投手も二試合連続の失点で少し心配ですが、そこまで問題ないかなと予想しています。

この試合のポイントを簡単にまとめたので、ぜひご覧ください!

勝ちパターンは島内ー中崎ー栗林で決まりか!?

OP戦も終盤に差し掛かり今年の勝ちパターンが見えてきました守護神栗林投手につなぐ投手は島内投手と中崎投手になるでしょう。二人ともOP戦に入ってから非常にいい投球を続けています。

島内投手はOP戦4登板で4.2イニングを投げて無失点、さらに1イニング当たりに出塁を許した数を表す指標のWHIPは0.43ととてもいい成績です。ここ3試合は三者凡退に抑えるなど安心して見ることができます。OP戦ここまで四球がないというのも素晴らしいですね。課題の制球力が改善された島内投手であれば、安心して僅差の勝ちゲームを任せることができます。この試合も2点リードでの登板でしたがかつてのようなメンタル面の弱さも見られず、堂々としたピッチングでした。これなら安心して7回・8回を任せることができます。

完全復活が期待される中崎投手もOP戦3試合に登板し、4イングを投げて無失点WHIPは0.50とこちらも非常に良い成績です。先日のOP戦では回跨ぎもこなすなど、もう復活していると考えていいのではないでしょうか。盛期のような左打者へのインコースに決まるストレートは惚れ惚れします。スライダーやチェンジアップもキレがよく、三振も奪えているので中崎投手も勝ちパターンを任せることができます。中崎投手の場合、守護神を務めた経験もあるので頼もしいですね。

守護神の栗林投手はこの試合で1失点を喫し、二試合連続失点となり少し心配な内容です。気がかりなのが「フォークの落ち具合」が昨年ほどではない点です。昨シーズン序盤はストレートと大きく落ちるフォークのみで抑えることができていましたが、15日や16日の試合ではフォークの落ちが悪いためかフォークの投球割合が減っています。この試合もエチェバリア選手に落ちきらなかったフォークを打たれるなどフォークがいまいちです。昨シーズンのフォークの空振り率は46.1%でしたが、今のフォークであればそこまで空振りは奪えません。一方で、カーブが有効的に使われていました。カウント球としても決め球としても使える球だったので、今年はカーブやカットボールもうまく使うことになるでしょう。

この試合もピンチを迎えてからギアをあげたように思います。ノーアウト2,3塁になってからストレートの球速・球威も出るようになり、コースに投げられるようになりました。最速150キロもマークしたのでストレートの心配はいらないでしょう。もしかしたら、ピンチになるまでは力を抜いて投げるといったことを試しているのかもしれません。今年は延長戦もあり栗林投手の回跨ぎも考えられるので、そういった場面を想定してのチャレンジとしての試みかもしれません。

もし、そのようなことを試しているのであれば大きく心配する必要はないでしょう。ピンチになってからの投球は昨年さながらだったので、シーズンに入れば最初からそのような投球をしてくれると思います。守護神・栗林投手は揺るがないでしょう。連投テスト広島栗林良吏“今年初セーブ”も2戦連続失点「情けないなという思いもある」 – プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

以上の3投手が今年の勝ちパターンになると予想します。9回は栗林投手になりますが、7回・8回は相手打者との相性を見て島内投手と中崎投手を使い分けても面白いと思います。また、栗林投手の休息日をもうけるために中崎投手に抑えをやってもらうといったことも考えられます。

この3投手の他に森浦投手や塹江投手もいるので今年の中継ぎの層はある程度安心できそうです。投手戦をものにするためには中継ぎの貢献が大きくなるので、今年は投手戦を制する期待大です。

床田投手は言うことなし!10勝はかたい!

先発の床田投手がまたもや好投です。6回を投げて被安打2、無失点とほぼ完ぺきなピッチングでした。OP戦防御率も1.38と非常に安定しています。大崩れする気配がないので、安心して見ることができます。今年は左腕エースとして10勝はあげてくれるのではないでしょうか。

ストレート、ツーシームの他にパームボールを自在に操れるのが魅力ですね。プロ野球界でもパームボールを投げる投手は少ないので、打者からすると打ちづらいかもしれません。

この試合、坂倉選手のエラーからピンチを迎える場面がありましたが、なんとか切りぬけ無失点で抑えています。(末包選手の好返球のおかげでもありますが)

かつての”打たれだしたら止まらない”といった悪い癖のある床田投手の姿はありませんね。まだ一年間ローテーションを守ったことはありませんが、今年はローテーションを1年守り抜いて最低10勝することに期待です!

坂倉選手、二試合連続タイムリー!やっぱり3番坂倉がみたい・・・

坂倉選手が二試合となるタイムリーヒットを放っています。この日も4打数2安打1打点とさすがのバッティングです。今年は首位打者のタイトルを獲得できるのではないでしょうか。

調子が良さそうな好投手・石川投手のインコースの難しいストレートを打ってのタイムリーヒットでした。こうした難しいボールをヒットにする技術があるので、打率も残せますし大きく調子を落とすことはないでしょう。昨シーズンの成績も自信になっているかもしれません。

この坂倉選手のバッティングと出塁率の高さを活かすにはやはり3番が適任かと思います。昨日の記事でも記載した通り、OP戦未だ四球0の小園選手を5番にして3番に坂倉選手が理想的な気がします。OP戦は残り3試合ですが、3番坂倉、5番小園を1試合でも見れたらいいなとおもいます。

守備面ではサードの守備にはまだまだ練習が必要そうです。この試合はサードでスタメンでしたが、平凡なサードゴロを後逸エラーしてしまいました。あのプレーを見る限りサードで使うのはまだ不安が残ります。残りのOP戦でもサードで起用し、サードでいけるか見極めてほしいですね。キャッチャー、ファーストもできるので今季はこの二つのポジションの起用にとどめるといった方針でもいいのかもしれません。

1番打者は誰が適任?

打順で言えばもう一つ注目が一番打者です。ここ数試合は1番に菊池選手を起用しているので、このまま1番・菊池でスタートするのかもしれません。

ただ、個人的には菊池選手は1番打者タイプではないと思います。菊池選手は初球から打ちにいくタイプですし、好不調の波が激しい選手でもあります。なので、安定して出塁することが求められる1番打者にはあまり向いていないのではないでしょうか。昨シーズンはバッティングの調子がかなりいい時に1番に固定したため、チャンスメーカーとしての役割を果たせていましたがあの成績を通年残すことは難しいでしょう。

菊池選手は慣れ親しんだ2番打者としての起用か昨季終盤のような6番・7番での起用が良いのではないかと思います。2番として起用すれば菊池選手の右打ちを活かしてエンドランも仕掛けられますし、6番7番で起用すれば好きなように打ってもらうことができます。本来好きなようにバットを振っていくタイプの選手なので、6番7番での起用が合っている気もします。実際に、昨シーズンは6番7番の起用も多く自己最多の16本塁打を記録しています。1番や2番といった役割の制約がない打順でこそ、菊池選手の打撃の真価が発揮されるのではないでしょうか。

そうすると1番打者は誰が良いのでしょうか現実的な候補としては、西川選手と大盛選手だと思います。西川選手は2019年に1番打者を経験し、1番に定着後チームが浮上したといった実績もありますし、本人も1番は好きに打ちにいけるので好きなようです。大盛選手はこの試合こそスタメンを外れましたが、OP戦ではバッティングが好調で長打も打てる選手です。さらに、足の速さもあるので1番打者に求められる素質を持っています。二人とも出塁率がそこまで高くないといった課題はありますが、一番打者の有力候補になるでしょう。

個人的に大穴で予想しているのが堂林選手です。ここまでのOP戦ではそこまでインパクトのある成績を残せていませんが、堂林選手も2014年に1番打者の経験があります。2014年も1番起用ではややハマりつつありましたが、怪我による離脱があったため定着までは至りませんでした。ただ、1番打者として5打数5安打を記録するなど積極的な1番打者として印象に残っています。さらに、堂林選手は盗塁技術が非常に優れています。相手投手の投球フォームを盗む力に長けているので、高い盗塁成功率をほこっています。1番打者であれば盗塁もできる選手が望ましいので、堂林選手は1番に向いているとも考えられます。

サードのポジションはまだ空いていますし、上位打線に左打者が多くなることも考えると右打者の堂林選手が1番サードとして出場するのも面白いのではないでしょうか。確率は低いと思いますが、1番堂林選手が見ることができたら面白いと思っています!

いざソフトバンクとのガチンコ三連戦へ!

OP戦も残り3試合となり、ここからは毎年恒例のソフトバンクとの三連戦です。この三連戦は毎年シーズン開幕前に行われており、両チーム実戦さながらの戦いをします。

ここで強敵ソフトバンクを倒すことができれば、シーズンへも自信をもって突入できるはずです。メンバーも実戦を想定した打順となり、DHも使わないことが予想されるのでどのような打順・守備位置になるかも楽しみです。

18日は開幕投手の大瀬良投手の登板が予想されるので、開幕戦へ向けて完璧なピッチングを披露してほしいですね!

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