【カープ試合結果】2月19日の練習試合対巨人戦で印象に残った選手・気になったプレーを紹介!床田投手はローテ入り確実!

カープ試合結果

2月19日カープの2022年第2戦目となる練習試合が行われました。

結果は2-1で巨人を下し、練習試合ですが見事2022年の対外試合初勝利を飾りました。

今回の記事ではこの試合で個人的に印象に残った選手や気になったプレーをまとめています。試合を見逃した方もこれを読めば試合のポイントを把握できるので、ぜひご覧ください!

床田投手、開幕ローテーション入りは当確!

この試合の先発は床田投手。今シーズンは昨年までの反省を生かし春先からのスタートダッシュを誓っています。ここまでの紅白戦やシート打撃でも好投を見せており、この試合でも3回を投げて被安打2、奪三振3、無失点の好投を披露します。坂本選手や岡本選手から三振を奪うなど、主力級の打者相手にもしっかりとしたピッチングをしていました。

この春新たに習得したカーブや昨シーズン終盤の飛躍につながった”パーム”のキレもよく、緩急を交えた素晴らしい投球内容でした。さらに、右打者にはスライダー、左打者にはツーシームが有効的なので滅多打ちに合うということはシーズン中でもなさそうです。

佐々岡監督もこの投球内容を受け、「3本柱に次ぐのは当然だと思う」と語り、床田投手の開幕ローテーション入りを明言していました。昨シーズン終盤の活躍とここまでのキャンプの好投を踏まえると、当然ですね。床田投手には、今季”左のエース”として頑張ってもらわないといけません。この練習試合のような投球をすることができれば、10勝はかたいと思います。あとは、怪我などで離脱することなく1年間ローテーションを守り抜いてほしいと思います。広島床田寛樹が3回無失点で開幕ローテ確定「3本柱に次ぐのは当然」佐々岡監督明言 – プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

7回から登板した遠藤投手も好投を見せました。3回を投げて被安打2、奪三振2、失点1(自責点は0)と失点はあったものの味方のエラーが絡んだものでした。個人的に遠藤投手も開幕ローテーション入りへまた一歩前進したのではないかと思います。

今年の遠藤投手は自慢のストレートに加え、スライダーやチェンジアップを有効的に使えています。また、課題の制球力も改善されておりこの日も3回を投げて無四球です。かつての四球で自滅する遠藤投手の姿はありません。さらに、メンタル面の成長も見られており、味方のミス・エラーで失点した7回1アウト満塁のピンチも無失点で切り抜けています。昨年までならズルズルと大量失点していた場面で無失点に抑えることができていました。

床田投手のローテーション入りがほぼ当確とすると、残りのローテーション枠は二枠です。ここまでは、遠藤投手・小林投手が対外試合でいい成績を残しているので他のローテーション候補投手に差をつけているかなと思います。まだ、森投手や大道投手は対外試合での登板がない状態なので、いいプレッシャーになっているかもしれません。もちろん、玉村投手や高橋昂投手にもまだまだチャンスはありますし、アンダーソン投手の合流もあるので、ローテーション入り確実とまではいかないでしょう。

ただ、この試合のようなピッチングを続けると遠藤投手のローテーション入りも確実になるでしょう。遠藤投手の魅力のストレートをまた一軍の舞台でも見たいので、引き続き頑張ってほしいと思います!

末包選手に待望の一本

ここまで期待されていながらもヒットが生まれていなかった”4番”末包選手に待望の安打が生まれました。3回、同じく巨人のルーキー山田投手のストレートを捉えレフト前へヒットを放ちました。ようやく生まれた一打に本人も一安心でしょう。さらに8回にもレフトへのヒットを放ちこの試合2安打となりました。

この2安打の陰には鈴木誠也選手の助言があったようです。末包選手はキャンプ休養日であった18日に鈴木誠也選手から「センターへ打とう」といった助言などをもらっていたようです。鈴木誠也選手は練習での末包選手の様子も確認しており、アドバイスをくれたそうです。自身の去就が決まらず不安もある中でもカープのことを気にかけてくれており、非常に嬉しいです。鈴木誠也選手の移籍先が一日でも早く決まることを願っています。

2安打が生まれた末包選手ですが、まだまだ課題はあります。一塁の守備では先日の横浜戦に続いてエラーを犯しました。まだまだ挑戦したばかりとは言え、この守備ではいくら打とうが試合で使うことはできません。また、ヒットは生まれましたがいずれも単打でした。末包選手に期待されるのは長打なので、実戦でも長打を打てるところを見せてもらいたいです。個人的には、外のスライダーが課題でもあるので、右投手に外のスライダーを投げられたときにちゃんと我慢することができるのかも見たいと思っています。

とはいえ、一打出たことで本人も気が楽になったと思います。そう遠くないうちに、ホームランも見られるのではないでしょうか。末包選手にも要注目です!

育成の2選手も面白い!

この試合では育成選手の持丸選手・二俣選手ともにアピールに成功しています。

持丸選手は途中から出場すると2安打の活躍二俣選手も途中出場から1安打1打点1四球の活躍をみせます。二選手とも限られた出場の中で、自慢のバッティングでアピールができました。まだ持丸選手は21歳、二俣選手は20歳と若いので将来の打線が非常に楽しみになります。

ここまでのキャンプでのアピールからも開幕前までの支配下登録も十分にあり得るのではないかと思います。サードの内野手が不足気味であるということを考慮すると、二俣選手の支配下登録の可能性が高いかなと個人的には思います。ただ、持丸選手も佐々岡監督から直々に打撃を褒められるなど、そのバッティングセンスは魅力的なので二人とも支配下登録されることもありえます。この”支配下登録争い”もまだまだ面白いですね!

黒原投手は圧巻の3奪三振

先日のシート打撃で打者11人に対し被安打8とプロの洗礼を浴びた黒原投手は、圧巻の対外試合デビューを果たします。6回に3番手として登板すると、巨人の上位打線を三者連続三振に打ち取ります。ドラフト1位の意地をみせました。

この投球で黒原投手のストレートの魅力を再確認しました。投球17球のうち11球がストレートでしたが、相手打者は差し込まれ、空振りする場面ばかりでした。それだけストレートのノビ・キレがいいのでしょう。最速で150kmも計測しておりスピードも出ていました。

そして、もう一つ良かった球がカットボールです。巨人の主力打者として期待されている大城選手からはこのカットボールで三振を奪っていました。カットボールのタイミングに全くあっていなかったので、打者からするとストレートとの見分けがつきにくい厄介なボールかもしれません。学生時代、黒原投手はこのストレートとカットボールを軸として投げるのがスタイルでしたが、プロでもこのスタイルで通用するのではないかと思わせてくれる投球内容でした。

他にもスライダー・チェンジアップを投げていましたがいずれもボールとなっていた。床田投手のように右打者の内角に食い込むスライダー、左打者の内側に沈むチェンジアップを投げることで投球の幅も広がるので、これらの球でもストライク・空振りを取れるようになるといいかもしれません。ストレートとカットボールだけのスタイルでは研究が進むにつれて対応される可能性が高いので、1年間1軍で活躍するためにはこの二球種を使えるようにならないといけないかと思います。

中継ぎ投手として150㎞のストレートを投げれる投手がいればリリーフの層はかなり厚くなるので、黒原投手には1年目から活躍することが期待されます。上記の変化球の他にもまだまだ制球にバラツキがあるなど好投の中にも課題も見えてきましたので、それらの課題も改善してほしいですね。

まつやん
まつやん

制球にばらつきがあるのは相手に的を絞らせないといった面ではメリットになる可能性もあります。ストレートの勢いがあり、ボール球のストレートで空振りも奪えていたので黒原投手の場合、ある程度ばらつきがある方がいいのかもしれません。

長打が少ないのが気がかり・・・

この試合打線は11安打とヒットを多く打ちましたが、得点はわずか2点のみでした。走塁ミスなどでチャンスをつぶしたことも原因の一つですが、主な原因はやはり”長打不足”でしょう。11安打のうちツーベース以上の長打は0で、先日の横浜戦から合わせても長打は中村健人選手のホームランのみです。

やはり長打が出ないと得点効率が悪くなります。昨年もチーム打率はリーグ1位にも関わらず得点はリーグ3位など長打力がないことによって、得点効率も落ちていました。

この試合のメンバーの中では堂林選手、小園選手にはもっと長打を意識してもらいたいなと思います。この二選手は一軍での実績も十分ある選手で長打を打つ能力にも長けています。まだ、練習試合なので思い切って長打狙いのバッティングをしてもいいのではないでしょうか。

堂林選手は自身に長打が求められていることが分かっているようですが、小園選手ももっと自分が長打を打てる選手だと自信を持ってもらいたいです。昨シーズンの活躍で率を残す能力があることはわかったので、今季は長打を増やすことにも意識を置いてほしいです。高卒一年目から4本もホームランを打つことができた小園選手なら長打を量産できるはずです。

広島OBの野村謙二郎さんや巨人・坂本選手のように率も残せて長打も打てるといったスケールの大きな遊撃手へ成長してほしいと思います!

もちろん、堂林選手や小園選手以外の選手も長打を打つことを意識してほしいです。【和田一浩】「埋まりそうもない」鈴木誠也の穴 小園海斗を筆頭に若手が長打力に磨きを – 評論家コラム – 野球コラム : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

まだ対外試合も2試合目なので、今後は長打も出始めて得点も増えていくことを期待しています!

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