新年あけましておめでとうございます。2022年も始まり、プロ野球の開幕まで残り約4ヶ月となりました。
2022年こそは、カープのセリーグ王者奪還そして日本一を期待したいと思います。
2022年に強いカープが戻ってくることを期待して、今回からは2021年のカープを個人的に振り返りチームとして足りない部分や改善すべき点を整理したいと思います。
今回の記事では2022年シーズンで復活が期待される松山選手・田中選手・長野選手・堂林選手にフォーカスを当てています。
戦力になることが出来なかった中堅以降の選手達
2021年は63勝68敗12分けの4位に終わったカープ。
シーズン終盤にはCS争いに加わったものの、ファンからしたら少し物足りない成績に終わりました。
そんな中でも、若手の台頭には非常にワクワクさせられ、将来に明るい希望が見えたようなシーズンにも思いました。
一方、3連覇を経験したこともある中堅~ベテラン選手の成績が奮いませんでした。
来シーズン、上位争いに食い込むためには経験値もある中堅・ベテラン選手の力が必要です。
ベテランといってもまだまだ老け込むような年齢ではない選手ばかりなので、もう一度輝きを取り戻してもらわないといけません。
来シーズンの巻き返しが期待される選手をまとめていきます。
代打の切り札として定着を!松山竜平選手
“痛タタッ”広島 大逆転負けでヤクルト奥川にプロ初勝利献上 誠也2発もフイ 気になる松山負傷退場― スポニチ Sponichi Annex 野球
1人目は松山竜平選手(36歳)です。
まずは2021シーズンの成績を振り返ってみましょう。
打席 | 打数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 四球 | 失策 | |
2021 | 194 | 175 | .263 | 2 | 29 | 0 | .325 | .354 | .679 | 17 | 5 |
今季は開幕戦から5番で起用されるなど順調な出だしに思われましたが、コンディション不良もあり、徐々に先発の機会を減らすと、7年ぶりに2桁試合数となる85試合の出場にとどまりました。
成績をみても、本塁打はわずかに2本で打率も.263、打点も20打点とかなりさみしい数字に終わっています。
オフの契約更改でも1500万円減を提示されるなど、球団からも厳しい評価を下されています。(来季の年俸は7500万円+出来高)
三連覇中はその勝負強さと巧みなバットコントロールでカープの中軸を任されていた選手だけに、ここ数年の成績は物足りません。
以下に、2018年以降の松山選手の成績をまとめています。
シーズン | 打席 | 打数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 得点圏 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 四球 | 失策 |
2018 | 446 | 397 | .302 | 12 | 74 | .323 | .368 | .466 | .834 | 42 | 6 |
2019 | 327 | 294 | .259 | 6 | 49 | .319 | .327 | .374 | .701 | 29 | 7 |
2020 | 425 | 404 | .277 | 9 | 67 | .324 | .306 | .416 | .722 | 17 | 9 |
2021 | 194 | 175 | .263 | 2 | 29 | .339 | .325 | .354 | .679 | 17 | 5 |
2018年に規定打席に到達し、打率3割を達成して以後は思うような成績を残せていません。
2019年以降は打率は2割中盤~後半のとどまり、打力が低下していることが分かります。なかでも注目したいのは本塁打数と四球数の減少です。
2019年以降、本塁打は一桁に留まり長打力に衰えが見えています。長打が減ることによって相手の警戒心も薄れたのか、昨シーズンは2018シーズンと打席数があまり変わらないにも関わらず四球数が半数以下に減少しています。
他の記事でも述べていますが、打率より出塁率の方が重視される傾向もあるのでこの”出塁率の低下”は打者として致命的と言えるかもしれません。
相手チームから見ても三連覇中の松山選手の怖さは感じられていないのではないでしょうか。
年齢も36歳とベテランの部類に突入しているので、成績が下降しているのは仕方のないことかもしれませんが、また三連覇中の輝きを取り戻してほしいですね!
スタメン出場はもう厳しいか?
打撃で衰えが見えているように思われる松山選手ですが、それ以上に問題視されているのがその”守備力”です。
全盛期の時からその守備力は不安視されていましたが、ここ数年でさらにその守備力が悪化しているように思います。
ここ2年は「平凡なゴロを処理できない」「味方からの送球をキャッチできない」「外野守備で目測を誤る」といった残念なプレーが多くみられます。
そのたびにファンからは大きなため息がでることも・・・
セリーグの場合、いくら打撃がよくてもDH(指名打者)制度がないため、スタメン選手は守備に就かないといけません。
厳しいことを言いますが、正直今の松山選手のレベルではスタメンとして出場できる守備力はないと思います。
守備に就くとしても、守備機会がより少ないレフトでの出場が無難となるでしょう。
スタメンで出場しても問題ないと安心させてくれるように、来季は堅実な守備を見せてもらいたいです。
広島の松山竜平外野手が負傷交代した。2点を失って迎えた五回1死三塁だ。山崎が放った左翼への打球に、数歩前へ出て捕球体勢に入る。だが、目測を誤り、下がりながらジャンプ。頭上を抜かれ、適時二塁打とした。さらに着地の瞬間に足を痛めたのか、顔をしかめて膝に手を突いた。すぐさま三塁側ベンチからトレーナーが出て状況を確認。その後両手で×印を出した。
広島・松山が守備で負傷交代 トレーナー“バツ印”出し/広島カープ/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
得点圏打率の高さを活かして代打の切り札として生きる道も
上述の通り守備に不安のある松山選手は、”代打の切り札”として生き残る道もあると思います。
どちらかというと私は、こちらの役割で松山選手に輝きを取り戻してほしいと思います。
松山選手が代打の切り札にふさわしいと考える理由は次の通りです。
- 勝負強さに定評がある(得点圏打率が高い)
- 速い球にも力負けしない
- バットに当てる技術に長けている
- 2020も代打成績が優れている
終盤に出てくる中継ぎ投手は球速が速い投手が多いので、終盤のチャンスの場面で速い球に力負けしない松山選手を代打として起用できるということはチームとして大きな武器の一つになります。
2021年に日本一となったヤクルトにも川端選手という絶対的な”代打の切り札”が存在しました。
12球団でもトップレベルのバットコントロールを有する松山選手であれば、川端選手のような代打の切り札になれると思います。
リーグ優勝奪還のためにも、上記の強みを活かして松山選手が代打として活躍してくれることが期待されます。
スタメン奪取に向けて”禁酒宣言”も
代打に適性があると思われる松山選手ですが、やはり本人はスタメンとして試合に出場したいようです。
その意思は強く、2022年は「三連覇時と同じ90~92キロまで体を絞る」ことを目標に掲げ、”動ける体作り”に取り組んでいます。
この記事を見て松山選手の来季にかける強い意気込みを感じ、来季の松山選手はやってくれるのではないかと期待が持てますね。
来季の逆襲に向け、肉体を改造する。松山が禁酒を宣言し、減量することを明かした。「本当は飲みたいですが、そこはこらえて。シーズン終盤に入ってから、何かを変えないといけないと思った。シーズンを終えてから今もやっている。キャンプまでやって、体をいい状態に持って行けるようにしたい」と固い決意を口にした。
36歳になって結果が出なかった1年を振り返り、導き出した答えはダイエットだった。「筋力を落とさず、体重を良かった時期に戻そうと思った」。現在の体重は明かさなかったが、16~18年のリーグ3連覇した際の90~92キロまで体を絞ることを目標に掲げ、「動ける体を作りたい」と意気込みを語った。
広島・松山 禁酒宣言 ダイエットでV3時の肉体取り戻す「動ける体を作りたい」/広島カープ/野球/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
リードオフマン返り咲きへ!田中広輔選手
切り込み隊長・田中広輔が1番に復活! カープ打線は“繋がり”を取り戻せるか!?|carp|編集部コラム|広島アスリートマガジン (hiroshima-athlete.com)
今季は1番・田中広輔として復活が期待されたシーズンでしたが、終わってみれば81試合の出場にとどまり、ショートのスタメンは小園選手に奪われるかたちとなりました。
シーズン終盤には二軍降格も味わっており、怪我以外での二軍降格はプロ初でした。
三連覇時は不動のリードオフマンとして大活躍した田中選手も、松山選手と同様に2019年以降は思うような成績を残すことができていません。
シーズン | 打席 | 打数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 得点圏 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 四球 | 四球率 | 失策 |
2018 | 675 | 572 | .262 | 10 | 60 | 32 | .240 | .362 | .383 | .745 | 75 | .111 | 7 |
2019 | 355 | 311 | .193 | 3 | 27 | 8 | .173 | .268 | .264 | .531 | 32 | .090 | 9 |
2020 | 425 | 378 | .251 | 8 | 39 | 8 | .167 | .351 | .370 | .721 | 55 | .129 | 12 |
2021 | 194 | 136 | .206 | 2 | 8 | 1 | .138 | .308 | .279 | .587 | 18 | .093 | 5 |
特に注目して頂きたい成績は「盗塁」「出塁率」「失策」です。
2017年に最高出塁率・盗塁王のタイトルを獲得するなど、1番打者に求められる”高い出塁率”と”盗塁数”を兼ね備えた理想的なリードオフマンでした。さらに、2017年にはゴールデングラブ賞を獲得するなど、堅実な守備を武器としたショートの守備にも定評がありました。
しかし、2019年以降は上記の3つの成績が大幅に低下しています。昨シーズンこそ出塁率は少し持ち直したものの、その他の成績は持ちなおすことができていません。
2021シーズンでは小園選手が台頭しましたが、田中選手もまだ32歳と中堅選手なので、これらの成績を全盛期のものに近づけることができればショートのスタメンを奪還するチャンスはあると思います。
選球眼の良さは武器となる
田中選手が高い出塁率を誇ることができていた要因の一つは”選球眼の良さ”です。上記の成績を見ても分かる通り、2018年も打率こそはそこそこですが四球数が多いため、出塁率が高くなっています。
ここで注目するのが”四球率”です。四球率は単純に「四球÷打席数」で算出します。
2021年のセリーグ規定打席到達打者の平均四球率は.088でした。これを見てわかる通り、規定打席には未達ですが不調だった今年も田中選手はリーグ平均以上の四球率を残しており、その選球眼は未だ衰えていないことが予想されます。
ライバルの小園選手の2021シーズンの四球率.027とあまり褒められた数字ではありませんので、この”選球眼”に関しては田中選手に大きな分があると思われます。
シングルヒットも四球も言ってしまえば同じ結果なので、四球が多い選手はチームの得点UPに貢献できます。田中選手にはこの”選球眼の良さ”を武器にスタメン返り咲きを目指してほしいです。
ただ、やはり今季のような2割台前半の打率では厳しいので、2割中盤以上の打率は必要になるでしょう。選球眼の良さを活かしつつ、打力も取り戻すことが田中選手の現状の課題でしょう。
【小園選手と田中選手の2021シーズンの成績比較】
- 打率:小園選手.298 田中選手.206
- 四球率:小園選手.027 田中選手.093
- 出塁率:小園選手.320 田中選手.308
四球を選ぶことの重要性についてはこちらのサイトで確認することができます。最も効率よく四球を選ぶ選手は? パの四球率と出塁率上位・下位10人を紹介|パ・リーグ.com|プロ野球 (pacificleague.com)
心配なのはひざの状態・・・サードでの起用がメインとなるか?
田中選手の大きな転機と言えば2019年に受けた「右膝半月板部分切除手術」です。
2019年の開幕からひざの状態が悪かったことにより、この手術を受けることになりましたが、この”膝の状態の悪さ”が成績の低下に直結しています。
術後の2020年こそ若干成績を戻していますが物足りなく、今年も二軍降格となるほどの悪い成績に終わっています。
やはり膝の状態が以前のように万全ではないのではないでしょうか。
膝の状態が万全でないとなると、サードでの出場の方が望ましいと思います。
ショートは左右の動きも多く求められるため、その分ひざへの負担も大きくなってしまいます。これ以上、ひざを悪くすることがあればさらに成績の下降に繋がる可能性もあるので、ショートでの起用は控えた方が良いと考えます。
となるとルーキー時代や今シーズンも守っていたサードでの起用が多くなるのではないでしょうか。
サードはショートほど左右の動きも多くないのでひざへの負担も大きくありません。
サードのレギュラーを目指して、林選手や堂林選手らと争ってほしいと思います。
ファンは田中選手のことを過小評価しすぎ?
ここ数年の田中選手について、ファンからの辛口な意見を多くみますが、過小評価しすぎではないかと思うこともあります。
たしかに、成績がよくないにも関わらずショートで固定され不満がでるのも仕方ありませんが、詳細な成績をみると出塁率はまだ見られる数字ですし、ピンチでの声かけなど成績以外の面で田中選手の貢献は大きいものがあります。
また、今季小園選手が台頭するまではショートの候補がほとんどいなかったということもあります。これは「編成の責任」であり田中選手のせいではないので、責めるのは酷です。
まだまだ衰えるようなとしでもなく復活する可能性も大いにあるので、田中選手の復活を期待したいです。
かつての首位打者の輝きをもう一度!長野久義選手
反撃の切り札になれるか。ベテラン長野久義が一軍復帰。実戦復帰以降、2軍で5安打1打点の成績|carp|編集部コラム|広島アスリートマガジン (hiroshima-athlete.com)
広島移籍3年目となった長野選手、今季が移籍後最低の成績となりました。
移籍時は”巨人の大物選手が人的補償でカープに加入する”ということで話題になり、大きな期待をされてカープへ入団した長野選手。
その人柄の良さに多くのファンが魅了され、長野選手は多くのファンから愛されています。
ただ、成績面をみると移籍初年度と2021シーズンは残念な結果に終わっています。
かつては首位打者にも輝くほど打撃力に定評のある長野選手、カープでもその輝きを取り戻してチームの勝利に貢献してもらいたいものです。
シーズン | 打席 | 打数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 得点圏 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 四球 | 四球率 |
2018(巨人) | 426 | 383 | .290 | 13 | 52 | .248 | .359 | .433 | .793 | 41 | .096 |
2019 | 197 | 180 | .250 | 5 | 20 | .243 | .310 | .383 | .693 | 15 | .076 |
2020 | 299 | 267 | .285 | 10 | 42 | .403 | .355 | .468 | .823 | 29 | .097 |
2021 | 140 | 125 | .216 | 2 | 13 | .233 | .305 | .288 | .588 | 14 | .100 |
慣れない代打起用がメインになったことが低迷の原因か
2019年のカープ移籍以降、スタメンでの出場機会も減少し、今季は主に代打での出場がメインとなりました。
巨人時代は、主力としてほとんどずっとスタメン出場していたので2021シーズンの様な代打出場での経験は豊富ではありませんでした。
そんな慣れない”代打”を今年は多く任されたため、成績が低迷したことも考えられます。
来季は鈴木誠也選手が抜けることが予測されるため、外野の枠も1つ空きます。右打者の外野候補も中村奨成選手や正随選手など若い候補が多くいるので、レギュラーを奪取するということはそう簡単ではなと思います。
スタメンでの出場が叶わなかった場合、経験のある長野選手に期待されるのは今季と同じ”代打の切り札”ポジションとしての活躍です。
2021シーズンで代打を多く経験したため、代打の心得も習得したかもしれません。
右の代打の切り札として2022シーズンに輝いてくれることを期待しています。
広島への恩返しのために残留を決意!堂林翔太選手
「今年がダメだったら先はない」。〜堂林翔太が振り返る『11年目の覚醒』vol.2〜|carp|連載|広島アスリートマガジン (hiroshima-athlete.com)
昨シーズンブレイクを果たし、覚醒か?と期待された堂林選手でしたが、今シーズンはわずか70試合の出場にとどまり、打率.190、0本塁打5打点と散々な結果に終わってしまいました。
オフにはカープへの愛着を理由に2021年に獲得したFA権を行使せずにカープへの残留を決めた堂林選手。来季の巻き返しが期待されます。
シーズン | 打席 | 打数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 得点圏 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 四球 | 四球率 | 失策 |
2018 | 60 | 51 | .216 | 0 | 5 | 0 | .294 | .245 | .314 | .559 | 2 | .033 | 0 |
2019 | 38 | 34 | .206 | 0 | 2 | 0 | .333 | .250 | .265 | .515 | 2 | .053 | 1 |
2020 | 451 | 401 | .279 | 14 | 58 | 17 | .274 | .350 | .436 | .787 | 41 | .091 | 18 |
2021 | 143 | 137 | .190 | 0 | 5 | 2 | .129 | .213 | .234 | .446 | 3 | .021 | 2 |
2018~2019年の成績と比較しても2020年の成績が飛躍的に改善されていることが分かります。それだけに2021年シーズンの成績は残念ですね。2022シーズンでの巻き返しに期待です!
開幕前のコンディション不良が不調の原因か?
2021シーズンの打撃成績が悪かった堂林選手ですが、シーズン前の練習試合・オープン戦では順調な仕上がりを思わせる成績を残していました。
堂林選手の最大の特徴である”右中間への大きな打球”も練習試合で放っており、今年も去年同様の活躍が期待されていました。(下の動画1:10頃からのシーン)
2021年の調整も順調にサードのレギュラーとして活躍が期待された堂林選手ですが、開幕前に”コンディション不良”が発覚します。広島堂林開幕1軍微妙に コンディション不良で治療 – プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
コンディション不良のため、開幕前の関東遠征にも不参加になるなど開幕前の重要な時期に調整ができない事態になります。
最終的にオープン戦最後のソフトバンク戦で実戦復帰し、開幕一軍スタートが決まった堂林選手、開幕戦で2安打、開幕2戦目でシーズン初打点をあげるなど順調な駆け出しにも見えましたが、その後は成績も下降する一方でした。
個人的には、開幕前のコンディション不良が完治しないまま試合に出続けた結果、思うような成績とならずコンディション不良もなかなか完治しないという悪循環に陥っていたのだと思います。
堂林選手の詳細な打撃成績を見ても、今季は本塁打が0本など特徴である逆方向への長打がほとんど見られませんでした。このことからも、シーズン中ももどこかコンディションが万全な状態ではなかったということが想像されます。
実際のところどうかは分かりませんが、もし想像通り万全でないままの試合出場が続いていたのであれば、しっかりと状態が回復してから実戦に復帰させるなどの管理を徹底してほしいなと思いますね。
貴重な長打を打てる右打者として復活が待ち望まれる
堂林選手は高卒三年目のシーズンで14本塁打を放つなど、長打を打つ力が十分にある選手です。
鈴木誠也選手が退団するとなると、チームの長打が減ることは確実です。さらに、1軍で二ケタ本塁打を打ったのある右打者は限られています。
なので、1軍で二ケタ本塁打を放ったシーズンが2回もある堂林選手への期待も自然と大きくなります。
今季は万全な状態で開幕を迎え、自慢の逆方向への長打を量産してチームの長打数向上に貢献してほしいと思います。
まとめ
今回の記事では、2021年シーズンのカープの振り返りとして大きな誤算だった”期待された中堅以降の選手の不振”をまとめてみました。
長いスパンで見ると2019年以降の低迷の要因の一つにも今回上げた選手の成績の下降が大きく関わっていますね。
チームが強くなるためには若手の力も重要ですが、経験も兼ね備えた中堅以降の選手の力も必要です。
今チームは若返りを図っており、2021年で台頭した若手選手が多くいます。そんな若手選手を支え、チームが強くなるためにも今回取り上げた選手の復活は欠かせません。
来季の4選手の活躍・巻き返しに大いに期待です!
若手選手についての特集として、ミレニアム世代にフォーカスを当てた記事もあるので、そちらもぜひチェックしてください!
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