2021年度のカープ公式戦も残すとこわずか18試合となってしまいました(10/3時点)
我らがカープは優勝の可能性も正式に消滅し、CS出場もほぼ不可能な状態です・・・
こんな状態でどうやってカープの試合を楽しんだらいいの?というファンの方も中にはいると思います
そんな皆さんに、カープが5位常連でしかもCSがなかった時代に培ったまつやんの”消化試合”の楽しみ方を少し伝授します!
【楽しみ方①】消化試合は選手のタイトルに注目すべし
こちらはみなさんすでに実施されているかもしれませんが、消化試合は選手の個人成績に着目して楽しみましょう!
かつての暗黒期は、黒田投手の最多勝や新井選手の本塁打王、梵選手の新人王といった記録を楽しみに試合を観ていました(笑)
今年のカープでタイトルを狙えそうな選手を以下にまとめてみました!
①鈴木誠也選手の首位打者(打率ランキング1位)
昨シーズンも首位打者に輝いた鈴木誠也選手、今年も首位打者の獲得が期待できそうな成績を残しています!
10/4時点での鈴木誠也選手の打率は.319でセリーグの打率ランキング1位に立っています!
2位は近本選手(阪神タイガース)で.316、3位は桑原選手(横浜DeNAベイスターズ)の.314です。
現時点ではこの3人が首位打者候補になると思われますね。
まつやん的には贔屓目もありますが、鈴木誠也選手が一番可能性が高いかなと思います。
その理由は四球数の多さです。鈴木誠也選手は473打席で78四球(約6打席に1四球)、近本選手は552打席で29四球 (約19打席に1四球) 、498打席で32四球 (約16打席に1四球) となっています。
このように鈴木誠也選手はハイペースで四球を獲得していることが分かりますね。四球は打率に影響しませんので、調子が悪い時でも四球を選べる鈴木誠也選手がこれから打率を急激に落とすということはあまり考えられないと思います。
まあ、近本選手と桑原選手が爆上げしたらどうしようもないですが(笑)
鈴木誠也選手の首位打者獲得に期待して試合を楽しみましょう!
②鈴木誠也選手の最高出塁率
またしても鈴木誠也選手ですが2019年以来の最高出塁率獲得が濃厚です。
10/4時点で鈴木誠也選手の出塁率は.436でセリーグ出塁率ランキング1位に立っています。2位はオースティン選手の.405と3分近くはなれているので、前述の通り調子が悪くとも四球を獲得できる鈴木誠也選手がここから逆転されることはほぼないと考えられます。
鈴木誠也選手は調子が悪い悪いと言われることが多かったシーズンですが、タイトル獲得射程圏内にいるのはさすがと言わざるを得ませんね!
③栗林選手の新人王
続いては、守護神栗林選手の新人王です。
こちらは記者投票となるので獲得濃厚とは言えませんが、間違いなく候補の一人になると思います。
10/4時点で防御率0.41、セーブ数28(セリーグ2位)は新人とは思えない程素晴らしい成績です。また、奪三振数67で、奪三振率13.81と非常に高い成績を残しています。
※奪三振率とは、1試合平均(=9イニング平均)の奪三振数。つまり、単純計算で栗林選手は1試合に約14個の三振を取ることになる。なお、奪三振率は7.5を超えると高いとされる。
※ただし中継ぎ投手は球数を気にせずに短いイニングを全力で投げることもあり、力配分が重要な先発と比較して奪三振率が高くなる傾向があります。
歴代の中継ぎ投手の奪三振率と比較すると防御率0.68を記録し最優秀中継ぎ投手に選出された2006年の藤川球児投手(元阪神タイガース)の奪三振率13.84、最多セーブ王に輝いた2019年の松井裕樹投手(現楽天ゴールデンイーグルス)の奪三振率13.82と近い成績になります。
1年目からこれほどの素晴らしい成績をのこしているのですから、当然新人王候補筆頭になるでしょう。
だたし、今年は他球団の新人選手の活躍もすごいです!そんな中で栗林選手のライバル一番手となるの横浜DeNAベイスターズの牧選手でしょう。新人選手ながらここまで打率.286(セリーグランキング13位)本塁打21本(セリーグランキング8位)打点65(セリーグランキング8位)とこちらも新人離れした成績を残しています。
歴代の新人選手ホームラン数ランキング1位は31本で、牧選手の現在の本塁打数21本は歴代11位に該当します。60年近い長い歴史を持つプロ野球において11位にランキングしていることからもとてつもなく素晴らしい成績を残していることが分かりますよね・・・
正直、栗林選手も牧選手も例年であればぶっちぎりで新人王に選ばれる成績だと思いますが、新人王に選ばれるのは一人のみです。
どちらが新人王に選ばれるか楽しみですね!
ちなみに佐藤輝明選手も新人王の資格はありますが、ここ最近の不振から新人王に選ばれる可能性は低いと考えられます。
【楽しみ方②】若手の活躍に心躍らせるべし
こちらもみなさん実施していると思いますが、若手の活躍を楽しみましょう!!
今年は若手選手の活躍が目立つシーズンになっています。CSへの望みもないということで、勝敗にそこまでこだわる必要もなく、若手の活躍を温かい目で見守ることが出来ます(笑)
まつやんが特に注目しているのは、小園選手の規定打席到達+打率.300越えです。
なぜかというと、この高卒3年目で 規定到達+打率.300越え を達成した選手は将来の活躍が確約されているようなものだからです。(単純に高卒3年目=大学3年生がプロで3割の成績を残すというのはすごいですよね)
以下に過去の高卒3年目以内での打率3割達成者を記載します。
【高卒3年目以内での打率3割達成者】※1970年以降
掛布雅之(阪神/1976年) 打率.325(406-132) ☆3年目
清原和博(西武/1986年) 打率.304(404-123) ☆1年目
立浪和義(中日/1990年) 打率.303(511-155) ☆3年目
前田智徳(広島/1992年) 打率.308(493-152) ☆3年目
イチロー(オリックス/1994年) 打率.385(546-210) ☆3年目
城島健司(ダイエー/1997年) 打率.308(432-133) ☆3年目
坂本勇人(巨人/2009年) 打率.306(581-178) ☆3年目
どうですか?すごい選手ばかりですよね!これはぜひとも3割を達成してほしいところです。。。
10/4時点の小園選手の打率は.284(370-105)です。
残り試合は18試合で小園選手は打席の回ってきやすい2番打者での出場が続くと考えられるため、1試合4~5打席回ってくると考えられます。
なので、1試合4.5打席回るものとして考えると今シーズンは残り81打席まわってくる計算になります。
また、小園選手の四球数は13で30打席に1つの四球を獲得していることになりますので、残り81打席のうち2~3つの四球を獲得するでしょう。
四球は打数にカウントされないので、今シーズンの小園選手の残りの打数は81-3で78打数となります。これまでの打数と合わせると今シーズンは計448打数に立つことが予測されます。
打率は安打数÷打数で算出するため、打率3割を達成するには今シーズン合計135本ヒットを放つ必要があります。
現時点での小園選手の安打数は105本なので残り30本の安打が81打席(78打数)で必要になります。
つまり、残りの18試合を.384といった高打率で切り抜けることが求められますので、非常に高いハードルですが、小園選手にはぜひ達成したいと思っています!
まつやんは勝手に小園選手打率3割カウントプロジェクトとして、次の試合より小園選手が30本打つまでの残り本数をカウントしたいと思います(笑)
【楽しみ方③】勝敗を気にせず聖母のような気持ちで試合を見る
これはなかなか特殊かもしれません(笑)
勝敗を気にしなくていい今こそ、聖母のような温かい気持ちで試合を観る力を養いましょう!
熱心なファンの方の中には、野球を観る度にイライラしてしまう方も多いのではないでしょうか?(まつやんもその一人です笑)
「なんでバントするの?」「なんで投手代えないの?」こういった采配に関する不満がつのる場面も多いでしょう。
勝敗があまり関係ない今こそ、そんな場面でグッとこらえる力を身につけるチャンスなのです。
<ステップ1>魔法の言葉「まあ、CS無理だしいっか」を覚える
勝ち試合をもちろん見たいですが、この言葉さえ使えるようになれば今までより楽な気持ちで試合をみれるようになります(笑)
楽しいはずの野球でイライラするのはもったいないですからね!
<ステップ2>どうしてその采配戦法にいたったか予測してみる
例えば・・・ここでA投手を使わないのはブルペンでスライダーの曲がりが悪かったからだろう。これは素人の自分に分かるわけない。といった風に自己解決するのです
賛否両論の多いバントでは、、、ここでバントしてランナーを3塁に進めることで、相手はフォークなどの落ちる球を投げにくくなる。そうすることで、狙い球を絞りやすくなるというメリットもあるからバントをしたんだろうな!といった予測もできます。
とにかく、「ベンチの気持ちを理解する」ことに努めるのです!
<ステップ3>ステップ2を繰り返す
ステップ2を繰り返すうちに段々と現場の気持ちを理解することができるようになっているはずです。
その気持ちを忘れないまま来シーズンに臨みましょう!
きっとイライラすることが減ってこれまで以上に試合を楽しめるはずです!
実際まつやんはこれで、年間イライラ試合が8割ほど減ったと実感しています(笑)
まとめ
今回は、CSの望みもほとんどなくなってしまった今シーズンの楽しみ方についてまとめてみました!
すでに実施されているファンの方も多いと思いますが、様々な楽しみ方を実践して今シーズンも最後までカープの応援を楽しみましょう!
それでは、バリバリ頑張るけんのお~
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