【2021年】フェニックスリーグが開幕!広島東洋カープの参加選手は誰がいる?フェニックスリーグの歴史まとめも!

2021フェニックスリーグ

ついに10/11より若手の登竜門「フェニックスリーグ」が開幕しました!

昨年のフェニックスリーグでは石原選手や小園選手、羽月選手といった今年1軍でもアピールをした選手が好成績を残しています!

今年も若手選手が好成績を残し、アピールしてくれることに期待です!!

フェニックスリーグとは?

そもそもですが、フェニックスリーグとは?と思われる方も多いでしょう。

フェニックスリーグ(別名:秋季教育リーグ)は1990年より開始されました。

2005年10月以降はウエスタンリーグ・イースタンリーグ所属の12球団が参加し、宮崎で開催されています。

2006年からは韓国の球団、2007年からは四国アイランドリーグ選抜が参加するなどNPBの球団以外も参加する大会となっています。

※2020年および2021年はNPB12球団での開催です。

主な開催地は宮崎県の宮崎市、日南市、西都市、都城市です。日南市はカープのキャンプ地としても馴染みがありますね!ただし、残念ながら今年のフェニックスリーグも無観客での開催です・・・

10月1日時点で支配下選手(育成選手)として登録されている選手にフェニックスリーグへの出場資格があります。

フェニックスリーグは、主に若手選手が実戦経験を積む場となります。

若手選手の他にも調整が必要な中堅選手が出場することも多くあります。今年は、田中広輔選手がフェニックスリーグに参加してますね。

また、この時期は戦力外が発表される時期でもありますので、ここでの出来次第で戦力外の候補になってしまうということもあると思います。。。

このように、ファーム戦の非公式試合とはいえ若手・中堅に関係なく選手にとっては非常に重要なアピールの場となるのです。

カープの参加者

今年のカープの参加者は今季の2軍戦を戦った若手メンバーが中心となります。

その他、一時期一軍のセットアッパーとして活躍した塹江投手や今年プロ初ホームランを放った中村奨成選手、今年お立ち台にも上がった羽月選手、そして選手会長田中広輔選手といった実績のある選手も参加しています。

残念ながら新外国人のケビンクロン選手は参加していません。一軍メンバーにも入っていないことからケビンクロン選手は今年限りで退団なのか?と考えられます。

⇒ケビンクロン選手は残念ながら予想通り2021年シーズンをもって退団となりました

フェニックスリーグの参加メンバーは以下の広島東洋カープ公式HPをご確認ください!

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ドラフトの影響

そして、フェニックスリーグ開幕戦と同日にはドラフト会議が開催されました。

詳細は別の記事を書こうと思いますが、今年のドラフトでは投手3人捕手1人外野手3人の指名となりました。育成選手は投手3人内野手1人の指名でした。

現在のカープの支配下登録選手は投手37人、野手32人の計69名です。支配下登録選手の上限は70名で来季7人入団することになりますので、今オフ最低7人は自由契約となってしまいます。

※支配下登録選手とは・・・一軍と二軍を合わせた1チームに所属する全選手のことを意味する。育成選手は含まれない。

特に投手3人・外野手3人を獲得していますので、両ポジションの中にはこのフェニックスリーグが正念場となる選手もいると思われます。

こうして熾烈な戦いが宮崎の地で始まったのです・・・

開幕戦でアピール成功したのは?

さて試合に移りましょう!

開幕戦の相手は千葉ロッテマリーンズでした。

この試合で最も活躍した選手は・・・

高卒1年目ルーキーの小林樹斗(こばやしたつと)投手です!

6回を投げて被安打3、8奪三振、1失点という立派な投球を披露しています。

高卒1年目でこれだけのピッチングを披露することができるなんて素晴らしいですね!

今年は高卒1年目ということもあり体作りがメインの一年でしたが、シーズン終盤からは2軍戦で実践デビューを果たし、その実力の片りんを見せつけてくれていました。

小林投手は高校時代には152キロをマークしたこともあるなど注目を集めた選手です。変化球としては、スライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブなどあるようで本格右腕と呼べるでしょう。

そんな小林選手、フェニックスリーグでも素晴らしいピッチングを続けてくれることが期待できますね!これからが非常に楽しみな投手です。早ければ来年にも一軍デビューがあるのではないでしょうか?

ちなみに、小林選手ですが智弁和歌山高校時代にあのイチロー氏から直接指導を受けたことがあるんですね。イチロー選手からは常にチェックしていると伝えられているようです!

打撃陣では中村奨成選手が2本のタイムリーを放つなどアピールに成功しています!2本目のタイムリーは右方向への強い打球でスリーベースとなりました。右方向へこの強い打球を打てるのはさすがの打撃力といったところですね!来年はもっともっと一軍の試合で活躍している姿を見たいですね!

その他にも羽月選手、磯村選手、持丸選手は2安打を放ち、木下選手は3安打の猛打賞の活躍を見せています。木下選手はそのうち2本がツーベースと内容も素晴らしいですね!

木下選手は今年のファーム公式戦では2本塁打と寂しい結果に終わりましたが、1年目の昨シーズンはファーム公式戦で7本塁打を放つ長打力が魅力な選手です。

今のカープの長打力不足を解消してくれる選手になれる力はあると思いますので、このフェニックスリーグでその長打力を存分に発揮してほしいものです!

まとめ

今回は10/11に開幕したフェニックスリーグについてまとめてみました!

今年はどんな若手がアピールしてくれるのか非常に楽しみですね!

一軍の公式戦もまだ残っていますが、フェニックスリーグからも目が離せません!

定期的にフェニックスリーグ情報をお届けしますので、楽しみにしておいてくださいね。

カープを全試合ネット・テレビで観戦したい方は以下の記事を参考にしてみてくださいね!

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