前回に引き続き「最近、知らない人から駅で声かけられたんだけど大丈夫なのだろうか?」「ビジネスオーナーになれるといううたい文句は本当なのか?」といった疑問を抱いている方に、私の実体験を通じてどのような団体なのか私なりの考察をお伝えしたいと思います。
前回の記事ではA氏との出会いまでを記載しました。
かなり特殊だなと思った方も多くいらっしゃると思います(笑)
今回の記事では、A氏との出会い以降、他の組織のメンバーと会うまでの出来事を綴らせていただきます。個人的な意見も多く含んでいますので、「こんな世界があるのか」程度で読んでくださいね!
【なぜ行ってしまった!?】A氏と二人で飲みに行くことに
そんなこんなで私はA氏とLINEを交換してしまいました。。。
すると、早速A氏から飲みの誘いが来ます。正直言うと、ガツガツと来るなと思い距離感が一般の人とは違うと感じましたし、大変困りました。
しかも知らない男性と2人きりで飲みに行くメリットは見当たりません。。そんなことをする暇があるくらなら、当ブログの記事を一つでもおおく書いたほうが有意義です(笑)
しかし、あまりの誘いのしつこさと妙に感じた親近感から私はついに飲みに行くことにしてしまいました。
嫌なことはちゃんと断る重要性を後々再確認しました・・・
飲みの場では一般的な会話がメインでした。
A氏の仕事の内容やA氏も昔野球をしていたことなどごく一般的な内容です。会話の中でなぜか私が「最近株式投資を趣味程度でしている」ことを伝えてしまいました。(どういった流れかはあまり覚えていません・・・)
おそらくこの発言がA氏の心にクリティカルヒットしたのではないかと思います。
投資に興味があるといった私の話を受け、Aはとある本を勧めてきました。
金持ち父さん貧乏父さんって本知ってる?
知ってます。 大学の時に読んだことあります!
おー、そうなんだ!じゃあそれの続編読んだことある?
それはないですね。続編あるなら読んでみたいです!
こうして私は金持ち父さん貧乏父さんの続編「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」といった本があることを知りました。
「金持ち父さん貧乏父さん」自体は学生時代に読んで、お金の勉強になり非常に面白い内容だったので、その続編にも興味が沸きました。
そうして、私は 「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」 をメ購入して読むことにしました。
「金持ち父さん」の本は大変有名ですが、まだ読んだことがないよいう方は一度読んでみてもいいのではないでしょうか?お金の使い方を見直すいいきっかけを与えてくれるような本なので、非常におすすめです!
そんな会話が繰り広げられ、初回の飲みは終了しました。この時点でA氏に対する疑心感は全くありませんでした。年上の方でしたが、屈託のない笑顔で話すことや有名な大学を卒業し、大手企業にも勤めているという”情報”だけに私が注目していたたせいかもしれません。ここは私の悪い癖です。。。
ただこの時点で気になっていたことが一つありました。
それはLINEの登録名が「平仮名での下の名前+あだ名」という点です。自分の本名を頑なに隠しているような気がしました。
【おまけ】金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントの内容は?
この本では世の中にはEクワドラント、Sクワドラント、Bクワドラント、Iクワドラントの4つのクワドラントがあることが前提に話が広げられています。それぞれのクワドラントは次のようになっています
- Eクワドラント:サラリーマンのような会社に雇われて稼ぐ従業員
- Sクワドラント:お医者さん・弁護士などの自身の資格を活かして稼ぐ自営業者
- Bクワドラント:フランチャイズ店の社長のようなビジネスオーナー
- Iクワドラント:株式投資や不動産投資などで生計を立てる投資家
このうちE・Sクワドラントは左側のクワドラントと呼ばれ、B・Iのクワドラントは右側のクワドラントと呼ばれます。ビジネスオーナーとはチェーン店の社長のような”仕組み”を作る経営者を指します。コンビニエンスストアの社長などがビジネスオーナーに該当しますね。
左側のクワドラントでは時間を代償に収入を増やす一方、右側のクワドラントでは収入が増えるにつれ時間にも余裕ができるし左側のクワドラントよりも収入が多くなるといったことも述べられています。この魔法のような素晴らしい言葉を聞くと、皆さんの多くも右側のクワドラントは魅力的と感じるのではないでしょうか。
- 左側のクワドラント(E・Sクワドラント)
- 時間を代償にして、収入を増やす=働けば働くほど給与が多くなる
- 例)サラリーマンも残業すればするだけ、収入はふえる
- 稼ぐためには時間を代償にする必要があるが、時間も有限なので稼ぎにも天井がある
- 右側のクワドラント(B・Iクワドラント)
- 収入が増えるにつれて時間にも余裕ができる=不労所得による収入
- 一度仕組みを作ってしまえば、あとは誰かを雇って稼ぐだけという手段も
そこで、この本では右側のクワドラントへ行くにはEクワドラントからBクワドラントにいきなり移行するのが効率的とも述べられています。その理由としては主に2点あります。
1)Iクワドラントにおいて株式投資などの投資で稼ぐ(ここではお小遣い程度ではなく収入に該当するレベルの稼ぎになります)には元手の資金が何億円も必要になるから
2)EクワドラントからSクワドラントを経由(国家資格などを取得し専門性を身につける)してBクワドラントへ行くには時間がかかるから
たしかにこれらは、一般論であり書かれている内容も間違いではないので、読んでみる価値はあると思います。
ただこの本には、どのクワドラントが良いなどとは明記されていません。ここが重要な点であると私は考えます。右側のクワドラントは魅力的ですが、そちらで収入を得ること=正解ではありません。ここを念頭に読むことが重要だと思います。
後々分かるかと思いますが、A氏の組織の方々はEクワドラントからBクワドラントに行くのが正義!という考え方を強く主張してきました。正直私は、その主張に激しく同意していたため、いつの間にか「Bクワドラントへ行きたい!」という思いが強くなっていました・・・
【しつこさ・・】Aからの熱烈アプローチ
その後、Aから誘いが頻繁にくるようになります。「こんな飲み会あるよどう?」とか「(平日で仕事があるにもかかわらず)昼ご飯一緒に食べない?」といった内容です。
少し親しくはなったものの、友人ではない人に執拗に誘われると鬱陶しいものがあります。女性へ執拗にアプローチしない方がいいなと学びました(笑)
しかし、私の’押しに弱い’性格のせい(またもや)で、断り続けるのが申し訳なくなり昼ごはんを食べに行くことになりました。
A「本読んだー?」
私「8割方は読みましたねー」
A「おーどうやった?おもろいやろ!」
私「そうですね、ビジネスオーナーすごいですね」
A「やろー?ビジネスオーナーなりたくなるよな」
私「そうですね。ただなるにはどうしたらいいんですかね」
A「僕のお師匠さんにHさんていう人がいて来月には法人立ち上げるんやけど、その人は大手人材会社のSEで働きながら事業立ち上げる準備をしてたんよ。」
「お師匠」それはとっても怪しい言葉ですよね。しかし、金持ち父さんの本には「ビジネスオーナーになるためにはよき師を見つけよ」旨のことが書かれています。その言葉が頭の中にあった私は会うだけなら損はないという自分ルールに則り
私「それはいつか会ってお話ききたいです」
と回答してしまいました。すると、
A「おーいいね。その前にDさんと今度会ってみようか。僕も最初は願望マップをお師匠さんと一緒に作って目標とか明確になったんよ。Dさんと一緒に願望マップ作ろー」
そんなこんなでAとDと願望マップを作ることになったのだ。関係上で言えばDはAと師匠の間のポジションです。
ここで、上記の最初の会話を見返してください。Aの発言に注目すると「面白いよな」「ビジネスオーナーになりたくなるよな」といった共感を求めるクローズドクエスチョンとなっており、私が「はい」としか答えられないようにしています。(そんな意図があったかは知りませんが・・・)
そこで「はい」としか言えなかった自分がもちろん悪いのですが、クローズドクエスチョンの偉大さを改めて実感しました(笑)
願望マップを作ってみよう!
Aから作ると言われた願望マップですが、普通はまず「願望マップってなに!?」となるでしょう。願望マップとはその言葉のまま「自分がこれからやりたいことをブレインストーミングのようにして記載し、それを年表に落とし込む」といったものです。これをAとDと作ることになりました。
3人で初めて集まった場所はド○ールコーヒーです。Aと先に席につき待っているとDがやってきました。やって来たのは30代前半の高身長イケメン。高身長イケメンという見た目だけで私は「信用できる」と思ってしまいました。またもここで私の「情報のみで判断する」悪い癖がでてしまいました。
こちらのDですが、トークがとても上手かったです。小ボケを挟んでくるし優しそうな笑顔を見せてくるしで、モテるだろうな~といった感じの男性です。仕事も企業の経理をやっているらしくお金にも詳しそうな感じがしました。私はすっかり信用Dをしてしまい、AとDと願望マップを作ることになりました。
作成のルールは簡単です。「神龍に願いを聞いてもらえると思ってなんでも書き起こす」といったルールに従い、Dにインタビューされる形で作成を開始しました。紙の中心に私の名前を書き、そこからなりたい自分、ほしい仲間、ほしいもの、行きたい場所などのやりたいことを思いつくままに書いていきます。そこからさらに具体的に行きたい場所などの細部を広げていくといった方法です。
正直私は物欲などほとんどありません。しかし、男として「地位」「名誉」「財」すべてを手に入れる海賊王のような夢が心の奥底にありました。そのため、インタビューを通じて「30歳には月収100万!」「地元に地下室付きの豪邸を建てる」などといった大層な夢がいつもの間にか願望マップに書かれていました。
この願望マップ作成を通じて見えてくるのは「サラリーマンの年収じゃ願望のほとんどを叶えることができない!」といったことです。この結果から私には”サラリーマンはまずい”といった潜在意識を埋め込まれました。。
サラリーマンがいいと思うのも自由ですし、サラリーマンは将来がないと思うのも自由なように人の価値観はそれぞれだと思います。そもそも願望なんて人それぞれなので、サラリーマンを通じて願望をいくつも叶えることができる人もたくさんいるでしょう。それなのに、潜在意識に”サラリーマンはだめ”といったことを埋めつけようとするように思えるこの手段は思い返せばあまりよくありませんよね・・・。
同じ体験をしているという人がもし読んでいれば、今一歩立ち止まって自分が本当にやりたいことは何か考えてみてください!幸せの定義や自分のしたいことは人それぞれです!
物語はまだ序盤・・・
本来であればメンター(師匠)との出会いまで書こうと思いましたが、また長くなってしまったので今回もいったんここまでにします(笑)
次回はメンターとの出会いやよく分からない飲み会の概要などを詳細に記載します!それでは、バリバリ頑張るけんのお~
コメント