2022年のカープ開幕投手は誰?大瀬良投手?森下投手?九里投手?横浜戦・横浜スタジアムでの成績比較からあの投手が濃厚!?

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2022年シーズン、カープの開幕投手は誰になるのでしょうか?

佐々岡監督が、来季の開幕投手は競わせることを明言しました。

候補となるのは今年までに3年連続開幕投手を務めている大瀬良投手、2年目ながら2年連続で規定投球回に達するなど抜群の安定感を誇る森下投手、2021年の最多勝・九里投手の3選手。

この中の3人の誰が開幕投手となってもおかしくないと佐々岡監督は述べています。

マツダスタジアムを訪れた広島佐々岡真司監督(54)が、来年の開幕投手を競わせることを明言した。

今季まで3年連続の大瀬良を筆頭に、森下、九里が候補。それぞれ意欲を口にしている。指揮官は「この2年間は年内に言っていた。3人、誰がなってもおかしくない。1月、2月の調整で出遅れる選手がいるかもしれないし、調子の出ない選手がいるかもしれない。その辺を見ながら判断していく」とハイレベルな争いに期待した。

広島佐々岡監督 開幕投手争い「誰がなってもおかしくない」大瀬良ら候補 – プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

本命は選手会長・大瀬良投手か?

不敗神話更新!広島大瀬良エース対決制し開幕連勝「本当に勝つ気で投げた」 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

現時点での最有力候補は大瀬良投手ではないでしょうか。

やはり3年連続で開幕投手を務めている実績は大きいと思います。

2021シーズンは序盤に離脱があったものの、復帰後はまずまずの成績を残し、最終的にはセリーグ5位の防御率3.07でシーズンを終了しています。

怪我から復帰後の数試合は本調子から遠い内容の投球が続いていたということを考えると、怪我もなく本調子でシーズンを駆け抜けることができれば今季以上の内容を残せるはずです。

2019年以降開幕投手を務めている大瀬良投手ですが、開幕投手としても好成績を残しています。

【大瀬良投手の開幕投手の歴史】

  • 2019年:8回無失点 被安打7 奪三振11 四球1で勝ち投手
  • 2020年:9回1失点 被安打4 奪三振4 四球1で勝ち投手、1号2ランホームランも放つ
  • 2021年:7.1回4失点 被安打6 奪三振2 四球1で勝ち負けつかず、チームは敗戦 

2019年、2020年とプレッシャーのかかる開幕投手として圧巻のピッチングを披露してくれています。

2019年にはこの年から敵となった丸選手相手に4打席連続三振を奪う活躍2020年は自らツーランホームランを打など、開幕戦からファンの印象に残るプレーを残してくれています。開幕戦の衝撃 広島・大瀬良が奪った丸4連続三振 新人にはどう映ったのか― スポニチ Sponichi Annex 野球

2021年こそ4失点していますが、守備陣のエラーや後続の投手が打たれたことによる失点もあるので、一概に悪い成績とは言えません。

いつも以上にプレッシャーのかかる開幕戦で好成績を残し、インパクトのある活躍も見せている大瀬良投手が開幕投手に最も近いと考えられます。

オフにはFA権を行使せずカープへの残留を決め、来季からは選手会長となる大瀬良投手。頼れる心優しき大瀬良投手が開幕投手となる可能性は高いかもしれません。

大瀬良投手が開幕投手となれば、記録達成の可能性も

大瀬良投手は1000投球回まで残り「7回」とせまっています。

1000投球回はこれまで360人が達成してきた記録です。

開幕戦で7イニングを投げきることになれば、開幕戦で「1000投球回」を達成することになるので、こちらの記録にも注目ですね!

大瀬良が「1000投球回」までマジック「7」だ。これまで360人の投手が達成してきた記録。長年一軍で活躍してきた一つの勲章となる。今季まで3年連続で開幕投手を務めた。来季も大役を任されることになれば、開幕戦で大台に到達する可能性が高い。

日米通算で3000回以上投げた黒田博樹、同通算で2000回をすでに超えている前田健太からは技術のみならず、エースとしての立ち居振る舞いを学んだ。「カープで学んだことはカープでつないでいくという思いが強かった。見てきた背中は大きくて、遠いところにはあるんですけど、考え方とかはたくさん学んできた。今度は自分が新しい強いカープを作っていければ」と意気込む。

広島・大瀬良大地投手 「1000投球回」を2022年開幕戦で達成か!?/記録への挑戦 | 野球コラム – 週刊ベースボールONLINE (findfriends.jp)

対抗は若きエース森下投手!

新人の森下、宮川ら開幕1軍 プロ野球の出場選手登録公示 – 産経ニュース (sankei.com)

そんな大瀬良投手に待ったをかけるのが森下投手です。

森下投手はルーキーイヤーの昨季リーグ2位の防御率1.91、2年目の今年はリーグ4位の防御率2.98と2年連続で安定した成績を残しています。

緊張するであろうプロ初登板は7回を投げて4安打8奪三振無失点に抑えています。今年の初登板も6回を投げて1安打7奪三振無失点と好投を見せています。衝撃デビューの広島森下は白星逃すも「始まったばかり」…横浜DeNAラミレス監督は「エースになれるポテンシャル」と異例の最大級敬意(THE PAGE) – Yahoo!ニュース

普段より緊張するシーズン初登板で、2年連続無失点に抑えるなど好成績を残しているので、開幕投手を任せても問題なさそうです。

さらに、オリンピック決勝といったプレッシャーのかかる試合でも先発として5回を投げて3安打5奪三振無失点の好投で、日本の優勝に大きく貢献するなど大舞台での強さも見せています。

初登板から安定感のある投球を繰り広げることができ、大舞台に強い森下投手であれば開幕投手という大役を任せても安心してみることができると思います。

キャンプでの仕上がり、オープン戦の成績次第では森下投手が開幕投手に指名されることも十分にあるでしょう。

【森下投手の初登板・大舞台での成績】

  • プロ初登板:4回無失点 被安打4 奪三振8 で勝ち負けつかず
  • 2021年初登板:6回0失点 被安打1 奪三振7 四球3で勝ち投手
  • オリンピック決勝:5回0失点 被安打3 奪三振5 四球0で勝ち投手 

投手キャプテン・九里投手もありえる

広島・九里 開幕2連勝4年ぶり 逆転劇呼ぶ6回3失点「少ない失点でいけた」/広島カープ/野球/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

3人目の候補は2021シーズンで自身初となる最多勝利のタイトルを獲得した九里投手です。

中継ぎ投手や先発の谷間など”便利屋”としての仕事が多かった九里投手ですが、2020年シーズンに自身初の規定投球回に到達すると、防御率2.96、8勝6敗の成績を残しました。

2021年シーズンも開幕からローテーション投手として活躍し、防御率3.81、13勝9敗の成績で最多勝利のタイトルを獲得しています。

オフには獲得したFA権を行使せずカープへの残留を決め、今季からは投手キャプテンを務めることも判明しています。

投手キャプテンとして、投手陣の先陣を切る開幕投手を任せられるということも十分にあるのではないでしょうか。

2018年には優勝のかかった試合で、8回 2被安打 0被本塁打 4奪三振 2与四死球 0失点の好投を披露し、見事優勝試合の勝ち投手になっています。

元ヤンで気迫のある九里投手であれば、開幕戦という大舞台でもいつも通りのピッチングを見せてくれるのではないでしょうか。

3投手にまつわる様々な成績を比較!

大瀬良投手・森下投手・九里投手誰が開幕投手となってもおかしくないと思います。

実力は全員すばらしく、開幕戦という大舞台でもいつも通りの投球をしてくれることが期待されるので、相手や球場との相性を考えて開幕投手が選ばれる可能性もあります。

そこで、3投手の昨シーズンの成績・開幕戦の相手である横浜戦の成績・開幕戦の球場である横浜スタジアムでの成績を比較してみたいと思います。

2021年シーズンの成績を比較

まずは2021年シーズンの成績です。

防御率奪三振率被本塁打率WHIP
大瀬良投手3.076.260.741.14
森下投手2.987.270.881.20
九里投手3.816.161.081.35
2021年シーズンの成績

2021年のシーズン成績で見ると、森下投手と大瀬良投手がやや優勢かもしれません。

横浜スタジアムはホームランが出やすい球場ですので、被本塁打率が低い大瀬良投手か森下投手がいいのかもしれませんね。

対横浜DeNA戦の成績を比較

続いては、2021年シーズンの対横浜戦の成績を比較してみます。

登板QS防御率奪三振率被本塁打率WHIP
大瀬良投手66401.246.390.410.80
森下投手43203.817.272.081.23
九里投手44303.246.481.440.96
2021年シーズン対横浜戦の成績

3投手ともに登板試合はほとんど全てQS(6回3失点以内)と安定していますが、特に大瀬良投手が横浜に対して非常に相性がいいですね。

6試合に登板して防御率わずか1.24は横浜キラーとも呼べるほどの好成績ではないでしょうか。

横浜DeNAは2021年オフに日本ハムから大田選手を獲得しましたが、他に大きな補強はなく野手陣のメンバーはあまり変わらないことが予想されるので、横浜との相性の良さを買われ大瀬良投手が開幕投手を託される可能性が高いかもしれません。

横浜スタジアムでの成績を比較

最後に横浜スタジアムでの成績を比較してみます。

球場によってマウンドの硬さなど違い、選手によってはこのマウンドが好きといった”球場との相性”もあるようです。

首脳陣もどうせなら相性のいい球場で投げさせたいと考えるのではないでしょうか。

登板QS防御率奪三振率被本塁打率WHIP
大瀬良投手22201.236.140.610.68
森下投手21005.734.912.452.00
九里投手22204.506.001.501.17
2021年シーズン横浜スタジアムでの成績

各投手2登板しかないので参考程度にしかならないと思いますが、横浜スタジアムでの成績を比較すると、大瀬良投手が圧倒的にいい成績を残しています。

本塁打の出やすい横浜スタジアムで被本塁打率0.61は素晴らしいです。

一方で、森下投手は横浜スタジアムであまりぱっとしていません。オリンピック決勝も横浜スタジアムで、好投を見せているので相性が悪いとは思いませんが、少し不安ですね。

球場との相性を考えても大瀬良投手が一歩リードといったところかもしれません。

まとめ

今回は2022年のカープ開幕投手が誰になるか予想してみました!

大瀬良投手・森下投手・九里投手の3人でこれから開幕投手争いが繰り広げられていきます。

誰が開幕投手を務めることになっても安心できるでしょう。

個人的にはこれまでの実績や対戦相手、球場との相性から大瀬良投手が濃厚かと思いますが、まだまだ分かりませんね。

来季の開幕投手争いに引き続き注目です!

開幕投手を争う大瀬良投手、森下投手は合同自主トレを実施するようです。トレーニングの内容などまとめている記事もあるので、こちらの記事もご確認ください。

カープ森下投手、新選手会長・大瀬良投手と自主トレ実施へ!大道投手、山口投手、戸田選手も参加!自主トレの内容とは?

以下の記事でも開幕投手争いについて記載しているので、よろしればご覧ください。

カープ・森下投手が契約更改!来季の開幕投手&沢村賞受賞獲得へ意欲!エース大瀬良投手の2年目の年俸と比較してみました!

その他、開幕戦が行われる横浜スタジアムへの広島からのアクセス方法をまとめた記事もあるので、ご参考までにご覧ください。

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