【カープ】フェニックス・リーグ結果 広島VSヤクルト 2021/10/28

10月28日ひなたひむかスタジアムにて行われた2021フェニックス・リーグ 広島東洋カープVS東京ヤクルトスワローズ試合結果のまとめです。この試合では木下選手が2ランホームラン、投手陣は中村祐太投手ー山口投手ー藤井黎投手ー中崎投手と無失点リレーでアピールしています!

試合は2-0でカープが勝利をおさめています。これでフェニックスリーグの成績は7勝4敗2分となりました。

【スコア】

123456789
ヤクルト0000000000
広島00000020×2

【バッテリー】

○ヤクルト
投手:寺島(7回)-鈴木(1回)
捕手:松本直

○広島
投手:中村祐(6回)-山口(1回)-藤井(1回)-中﨑(1回)
捕手:中村奨

【得点】

○広島:5回裏 木下選手2ランホームラン

【本塁打】

○ヤクルト:なし
○広島:木下(7回②=寺島)

  • 【 Player of game 】
  • 木下選手:2ランホームラン
  • 中村祐太投手:6回を投げて無失点
  • 山口投手、藤井投手、中崎投手:無失点リレー

やっぱりホームランは最高!

この試合、打線はわずか5安打に抑えられていますが1つのホームランで2得点を奪い勝利を収めることができました。やはり、本塁打の威力は偉大ですね。一発を打てる打者の貴重さがあらためて分かる試合ではないでしょうか?

昨シーズン2軍で7本塁打の若手に待望の一発!木下選手

昨シーズン高卒1年目ながら2軍で7本塁打とその長打力をアピールした木下選手にフェニックスリーグ待望の一発が生まれました!今年は、ウエスタンリーグでわずか2本塁打に終わってしまった、木下選手。本来の持ち味はその長打力です。

木下選手も全打席ホームランを狙っているようです。そんな木下選手は先日もご紹介した通り(【カープ】フェニックス・リーグ結果 広島VS楽天 2021/10/26)昨オフには吉田正尚選手との合同自主トレを敢行しています。

その経緯などが今年3月に発売のATHLETEで取り上げられていたようです。敦賀気比高校の恩師を通じて、吉田選手にお願いをしたところ、すぐに吉田選手から連絡がきてOKを出してもらえたそうです!吉田選手優しいですね~

今オフもパリーグ首位打者になった球界屈指の好打者・吉田選手の下で自主トレを行うのでしょうか?ぜひ色々学んで来シーズンは支配下選手登録を勝ち取ってほしいですね!

全打席ホームラン狙い。カープの長距離砲が目指すのはオリックスのマッチョマン|carp|インタビュー|広島アスリートマガジン(2/2) (hiroshima-athlete.com)

さらに、この日木下選手がホームランを打った相手は2016年ヤクルトスワローズのドラフト1位左腕・寺島投手です。昨シーズンは1軍で30試合に登板し防御率2.48と好成績を残した実力の持ち主です。

そんな実力のある左投手から左打者の木下選手がホームランを打ったというのは非常に価値があると思います!これを自信にしてほしいですね。

無失点リレーでフェニックスリーグ2度目の完封勝利!

この試合、投手陣は4人の継投でヤクルト打線を無失点に抑えています。これで10月18日対ヤクルト戦以来2試合目の完封試合となりました!(フェニックス・リーグ 広島VSヤクルト 2021/10/18@都城

復調の兆し?中村祐太投手

前回登板では5回2失点、前々回の登板は5回7失点とフェニックス・リーグで結果を残すことができていなかった中村祐太投手ですが、この試合は6回を投げて被安打わずか1、失点は0と素晴らしい投球を披露しています。

フェニックスリーグ参加中の先発陣の中で、中村祐太投手は1軍経験のある選手なので、これくらいの結果を残してもらわないと困りますよね!前回と前々回は少し調子が悪くこの試合が本来の姿であると信じたいです(笑)

またもや高卒4年目投手の無失点リレー!山口投手&藤井黎投手

前回登板(【カープ】フェニックス・リーグ結果 広島VS楽天 2021/10/26)でも無失点リレーを披露してくれた2人がこの日も無失点で相手打線を封じ込めました。

これで山口投手は6試合連続無失点となり、防御率も1.29となっています。フェニックスリーグの立派な勝ちパターンになっているといえるのではないでしょうか?

ここまで7イニングを投げて3四球と課題の制球力の悪さが改善されていることが好調の要因であると考えられます。

藤井投手もこの試合で無失点&またもや奪三振を記録し、奪三振率は11.74と高い数値を維持しています。こちらも7と2/3イニングを投げてわずか2四球という制球力の良さが好投を続けられている要因だと考えられます。

今年は一軍で1.2イニングを投げて自責点8という屈辱的な登板もありましたが、それまでの4試合は1イニングを無失点に抑える活躍も見せてくれていました。支配下を勝ち抜いたハングリー精神もあるので、あの屈辱的な登板を乗り越えてまた一軍で登板する日も近いでしょう。

二軍降格後は、ストライクゾーンを9分割ではなく3分割(外・中・内)で意識し制球を磨いたようです。その成果がこのフェニックスリーグの成績に現れているのではないでしょうか。

制球の他にもフォークで空振りをとるために小さい変化のスプリットの質も高めているようです。そこにストレートを組み合わせるのが藤井投手の投球スタイルになっているようです。

中継ぎ陣には四球を出さないコントロールが求められ、高い奪三振能力があればなお良いので、藤井投手は中継ぎの理想タイプになれる力があると思います。来シーズンは勝ちパターンで藤井投手が投げていることが大いに期待できます。

「4月28日は単純に…」雨中登板での8失点が藤井黎來の投球に与えた影響(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース

復活なるか?かつての守護神・中崎投手

この試合を締めくくったのは中崎投手です。これでフェニックスリーグ3試合連続無失点となりました。

球速はMAX143km、平均が142kmと全盛期に比べると大分落ちていますが、培った経験と投球術で抑えることができているのではないでしょうか。

先日、三連覇時代同じく勝ちパターンとして活躍した今村投手が戦力外となってしまいました。中崎投手の中にも思う気持ちがあると思います。かつて同じ勝ちパターンを担った今村投手の分まで来シーズンは活躍し、ファンに復活した姿を見せてほしいです。

現在の1軍中継ぎ陣のほとんどは優勝争いもしたことがないので、中崎投手の経験・心構えは非常に貴重になると思います。中崎投手自身1軍へ昇格し、若手投手へ中継ぎの極意を教えてほしいなと思いますね。

広島・中崎、「神」でない抑えの危うい魅力 - 日本経済新聞
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まとめ

この試合は投手陣の奮闘もあり、完封勝利を収めています。

貯金も3となりフェニックスリーグでの勝率5割以上が確定していますね!若鯉素晴らしいです!

残り試合も1試合でも多く勝利し、新たな活躍選手が現れることを願うばかりです。

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