【カープ】2021フェニックスリーグ総括!広島東洋カープの最終順位・チーム内首位打者や本塁打王まとめ!

2021年のフェニックスリーグ全日程が終了しました。カープは8勝4敗3分けの成績でリーグ3位という好成績を残しています!そんなフェニックスリーグを通じて活躍した選手は誰でしょうか?

全試合の成績をまとめて各成績のカープチーム内ランキングを作成しました。

基本的にスポーツナビでの成績を基に収集していますが、スポーツナビの配信がない試合は広島東洋カープ公式サイトの結果をもとにまとめました。そのため、二塁打、三塁打に関するデータが不正確であることご了承ください。

順位チーム試合数勝率
優勝福岡ソフトバンクホークス171331.813
阪神タイガース171331.813
広島東洋カープ15843.667
オリックス・バファローズ16763.538
北海道日本ハムファイターズ15762.538
千葉ロッテマリーンズ16871.533
中日ドラゴンズ15771.500
横浜DeNAベイスターズ15582.385
埼玉西武ライオンズ16592.357
10東北楽天ゴールデンイーグルス165101.333
11読売ジャイアンツ175111.313
12東京ヤクルトスワローズ173122.200
2021年フェニックスリーグ順位表
<strong>まつやん</strong>
まつやん

フェニックスリーグで活躍した選手は、次のシーズンで活躍することが多いので要チェックです!

打撃部門ランキング

まずは、打撃陣のランキングです。チーム全体での成績は次の通りでした。

打率総本塁打総打点総盗塁
広島東洋カープ.23985510
2021フェニックスリーグのチーム成績

注目の首位打者は?【打率ランキング】

それでは早速打率ランキングを見てみましょう。打数が6と少ない野間選手と先日戦力外となってしまった永井選手、桒原選手は除いています。 ※の選手は規定打席未到達となります。

ランキング選手名打率
1韮澤選手 (※).323
2磯村選手 (※).289
3中村奨成選手.271
4正随選手.261
5持丸選手.244
6矢野選手.240
7田中選手 (※).233
8木下選手.224
9中神選手 (※).184
10羽月選手.164
2021フェニックスリーグ打率ランキング

規定打席未到達の選手を除くと、中村奨成選手がチーム内首位打者ということになります!一軍でも.283とまずまずの成績を残しているだけあって、納得の首位打者ですね。

注目は5位にランクインした高卒2年目の持丸選手。.244とやや低い打率ではありますが、他の選手を押しのけて5位にランクインしています。このフェニックスリーグでの活躍が認められ、秋季練習はマツダスタジアム組に組み分けされています。【カープ】2021年秋季練習メンバー発表

まだ背番号は123で育成契約の持丸選手ですが、バッティング技術が向上していることが分かりますね。そのことが首脳陣の評価されてのマツダスタジアム組選出だと思います!来季支配下登録されるよう、引き続きアピールを頑張ってほしいですね。

一方で心配なのは羽月選手です。一軍経験者ながら最終打率が.164は寂しいですね。。。手術をした骨折の影響もやはりあるのかもしれませんね。。今オフの練習を通じて、怪我の影響を感じさせることのない好成績を残してくれることに期待しましょう。

ホームラン王は誰だ?

続いてホームランランキング、こちらはホームランを放った選手が5人のみのため5位までの順位となります。

ランキング選手名ホームラン数
1 正随 選手3
2田中選手2
3中村奨成選手1
3中神選手1
3木下選手1
2021フェニックスリーグホームランランキング

堂々のランキング1位は正随選手です!15試合で3本ホームランを放ち長打力をアピールしています。フェニックスリーグ全体で見ても、1位のロッテ山本選手の5本塁打に次ぐ2位タイにランクインしています!

本ブログでも正随選手は登場回数が多かったため納得ですよね!早く1軍の舞台でもホームランを量産してくれることを期待したいですね。

1軍経験がある正随選手、田中選手、中村奨成選手以外では中神選手と木下選手が1本でランクインしています。二人ともどちらかというと打撃面でアピールしなければいけない選手ですので、フェニックスリーグで1本打てたことは大きいのではないでしょうか?木下選手も秋季練習マツダスタジアム組へ組み分けされているので、首脳陣からも期待されていることがうかがえます。

第18回みやざきフェニックス・リーグ全日程終了 – 第18回 みやざきフェニックス・リーグ (miyazaki-city-tourism.com)

好打者の指標、OPSランキング!

OPSは出塁率と長打率を足し合わせた値で、打席当たりの総合的な打撃貢献度を表す指標です。数値が高いほど、打席当たりでチームの得点増に貢献する打撃をしている打者だと評価することができます。

OPSについては、以下の記事で好打者の目安や算出方法を簡単に説明しているのでぜひご覧ください!

さて、カープのフェニックスリーグのOPSランキングはどうなっているでしょうか。

ランキング選手名OPS
1正随選手.953
2中村奨成選手.752
3韮澤選手(※).710
4田中選手(※).695
5磯村選手(※).684
6持丸選手.609
7木下選手.596
8矢野選手.589
9中神選手 (※).500
10羽月選手.436
2021フェニックスリーグ打率ランキング

OPSランキング1位も正随選手す。数値は.953なのでかなりいい成績を残したということがわかりますね!

詳細を確認すると長打率.543、出塁率.410とどちらも優れた成績であることが分かります。チーム内ホームラン王でありながら、四球数13でこちらもぶっちぎりでチームトップでした(2位は羽月選手の6)

長打も打てて、ボールも見極められるという典型的な強打者の証です。2軍の投手相手にこのような成績を残せる正随選手はもう2軍でやることはほとんどないと言えるでしょう。

チーム全体を見ると6割台以下の選手が4人いることは寂しいですね。。。15試合だけのデータではありますが、もう少しバットでアピールしてほしかったですね。。。

盗塁王は誰だ?盗塁ランキング

打者の仕事はバッティングだけではありません。走塁も重要です。特に盗塁ができる選手は貴重ですよね。フェニックスリーグの盗塁ランキングを確認してみましょう。

ランキング選手名盗塁数
1 中村奨成選手3
2 田中選手2
3正随選手1
3磯村選手1
3木下選手1
3羽月選手1
2021フェニックスリーグ盗塁ランキング

打率ランキングに引き続き中村奨成選手が盗塁ランキング1位となりました!打つだけではなく走れるということもアピールできていますね。中村奨成選手は純粋な足の速さも優れたものがあります。打って良し、走って良しの選手は首脳陣にとっても使い勝手が良いです。このフェニックスリーグでも外野手としての出場が多くなるなど、捕手だけでなく外野でも問題なく守れることが分かれば一軍での出場機会も増えること間違いなしですね!

投手部門ランキング

続いて、投手部門の各ランキングを確認してみましょう!

防御率ランキング

まずは、防御率のランキングを確認しましょう。今回はフェニックスリーグで3先発した選手のみに限定してランキングを作成しました。

ランキング選手名防御率登板投球回
1 大道選手1.17423
2 遠藤選手2.14421
3小林選手2.37319
4中村祐太選手5.06316
2021フェニックスリーグ防御率ランキング

ランキング上位3人が2点台前半の防御率と素晴らしい成績を残しています。単純に1試合(=9イニング)で2点程度しか失点しないということになります。上位3人の選手への期待が大きくなるランキングです。

防御率に関する好投手の目安や算出方法は以下の記事で簡単に説明しています!

<strong>まつやん</strong>
まつやん

実際に小林投手はフェニックスリーグでの結果が認められ、一軍デビューしましたね!

中村祐太投手ですが、防御率5.06は残念な成績です。若手投手陣が頑張っているだけに負けてられないという気持ちはあるでしょう。今オフからの巻き返しに期待ですね。

奪三振率ランキング

先発や中継ぎでイニングや登板も違うので、奪三振数ではなく奪三振率をみたいとおもいます。今回は投球回が8回以上の投手に限定しました。

ランキング選手名防御率奪三振率投球回
1 遠藤選手2.1413.7121
2 藤井選手2.0812.468 2/3
3矢崎選手5.639.008
3中村祐太選手5.069.0016
5大道選手1.178.6123
6小林選手2.376.6319
7山口選手1.005.009
8田中法彦選手0.004.0911
2021フェニックスリーグ奪三振率ランキング

奪三振率ランキングのトップは遠藤投手です!中継ぎの方が高い数値が出やすい奪三振率において、先発でありながらランキングトップとなるのは素晴らしいです。伸びのあるストレートで空振り三振を奪う場面も見られ、やはりストレートが一級品であることが分かります。来シーズンこそは、先発ローテーション争いに加わってもらいたいですね。

四球率ランキング

続いて、1試合(=9回)を投げた時に何個の四球を出すかの指標である四球率のランキングです。こちらも投球回が8回以上の投手に限定しました。

ランキング選手名防御率四球率投球回
1 藤井選手 2.082.08 8 2/3
2 田中法彦選手0.002.4511
3遠藤選手2.142.5721
4 大道選手1.172.7423
5 山口選手1.003.009
6小林選手2.373.7919
7矢崎選手5.634.508
8中村祐太選手5.066.7516
2021フェニックスリーグ四球率ランキング

ランキングを見てお分かりになるかと思いますが、四球率が高い投手程失点もかさむという関係性が分かりますね。今季の一軍メンバーでみると、大瀬良投手が1.90、森下投手が2.87、九里投手が3.08という成績ですので、一軍で活躍できる水準に達するまでに5位以降の選手たちにはさらなる制球力の改善がもとめられるでしょう。

まつやん
まつやん

まだまだ若い投手陣なので、今後の制球力向上にきたいですね!

まとめ

今回はフェニックスリーグの総括として、各成績をランキング形式でご紹介しました。一部成績が正確ではない箇所もあるかと思いますので、そちらはご了承ください。ただし、大きな数値の違いはないと思われます!

各成績のトップは下記の通りになります。

チーム内ランキングまとめ

  • 首位打者:中村奨成選手
  • ホームラン王:正随選手
  • OPSトップ:正随選手
  • 盗塁王:中村奨成選手
  • 最優秀防御率:大道選手
  • 奪三振率トップ:遠藤選手
  • 四球率トップ:藤井選手

打撃部門は正随選手と中村奨成選手が独占するかたちとなりました。やはりこの二人が一軍へ最も近いのでしょう。他の選手も負けじと来春までに鍛えてほしいですね!

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