今回は、前回に引き続き今年のカープの戦い方を予測していきたいと思います!
オープン戦を終えて
オープン戦を終えて、カープのチーム防御率は2.11でした。これはソフトバンクの2.09に次いで12球団中2位という素晴らしい結果になっています。先発陣、中継ぎ陣ともに安定していたため、このような好成績を残せたのだと思います。今シーズンの春先は投手を中心した「守り勝つ野球」が主体になってくるのではないかと思います!
三本柱を中心とした先発陣!!
先日の記事では大瀬良、森下両選手がエース級であると伝えましたが、もう一人頼れる先発がいます。それは皆さまご存知の九里選手です!九里選手もオープン戦で安定した結果を残し3試合に登板し、15回を投げて3失点という素晴らしい成績を残しています。昨シーズンも規定投球回を投げ防御率2.96という好成績でしたので、今年の活躍も期待されます。大瀬良選手、森下選手、九里選手が今年の先発陣の主軸となることでしょう!
この3選手に加え、野村投手、中村祐太投手、床田投手の3選手が開幕のローテーションに入ることが予想されます。
さらに、2軍には高橋昂也投手や遠藤投手といった若手の先発陣も控えています。両選手ともに一軍での勝利経験もあり、実力もあるので、シーズン中に先発として1軍にあがってくることもあるのではないでしょうか。
以上のように、今年は先発陣の層が厚いと考えられますので、シーズン途中で先発ローテーションが崩壊する確率は極めて低いと考えられます。
フレッシュな勝ちパターン!!
今年のカープの勝ちパターンは若い投手が主体になるでしょう。まず、抑えはドラフト1位ルーキー栗林投手です。オープン戦も無失点で終え、最終戦のソフトバンク戦では1点差の9回に登板し、ピンチを迎えるものの見事無失点で切り抜け、セーブを挙げています(セーブは勝っているチームのリリーフピッチャーが最後までリードを守り切ることによって与えられる記録のことです)。ピンチでも武器のフォークを巧みに使って相手打線を封じ込めていました。ルーキーながらあの落ち着いたピッチングをしてくれるのであれば、抑えの役割を果たしてくれると期待できます!
そして抑えに繋げるピッチャー、セットアッパーは塹江投手、ケムナ投手、大道投手の3投手が候補となります。おそらく、登板状況や相手打線を見て誰が投げるかきめるのではないでしょうか。左バッターが多ければ左投手の塹江投手が登板し、大道投手、ケムナ投手は登板過多になっていない選手が優先して投げることになるでしょう。また、8回に投げる投手を先に決め、8回に投げないことになった投手が7回を投げるようにするという風に日替わりの起用になると思われます!
森浦投手も7回を投げる候補の一人ではあります。しかし、これまでのオープン戦でピンチでも動じずに、他の選手が作ったピンチをも切り抜けるような活躍を見ると、7回を投げるという役割に縛るのではなく、ピンチであれば6回であろうとさらに序盤の5回であろうと森浦選手を起用するという起用法も面白いのではないでしょうか。
まつやんの懸念点とそれらを解決してくれる選手たち
上述の通り今年の中継ぎは若いメンバーが中心となります。オープン戦での活躍を見ると文句なしで大きな期待をさせてくれる一方で、懸念があります。それは、まだフルシーズンで戦い抜いた経験のある選手が少ないことです。特にルーキー3選手はプロに入って初めてのシーズンです。長いシーズンですからやはり見えない疲労もたまってきます。特に中継ぎ投手はほぼ毎日準備する必要があるので、疲れがたまりやすいでしょう。おそらくちょうど夏場頃に疲れがたまりいいボールを投げられなくなるのではないかと思われます。さらに、そのころには他球団の研究も進んで攻略されている可能性も高いです。
そんなときに助けとなるのが、これまでの経験がある投手です!まつやんはフランスア選手、バード選手、ネバラスカス選手、中崎選手、今村選手のいずれか2,3人が夏場頃から一軍で活躍してくれるのではないかと期待しています。
フランスア選手は3月9日に右ひざを手術したので、リハビリや調整を考えると8月当たりまでには本来のピッチングができるようになっているのではないかと考えています。若手中継ぎ陣が疲れてくるであろう8月に実績もあり力強いストレートを投げることが出来るフランスア選手が代わりに1軍で投げてくれることになれば非常に大きな戦力となります。
そして、新戦力のバード選手とネバラスカス選手です。彼らはまだ来日が叶っていません。これから来日して調整するとなると2~3ヶ月かかるのではないでしょうか?(キャンプから開幕までも2ヶ月くらいありますからね)となると、戦える状態になるのは6,7月あたりでしょう。ネバラスカス選手はメジャーでの実績もある実力のある選手なので貢献してくれることを期待しています。バード選手はメジャーでの実績はないものの、長身で左腕という日本にはあまりいないタイプの選手なので、日本の打者は簡単には打つことが出来ないのではないかと期待しています。
そして、かつての勝ちパターン中崎選手、今村選手。経験豊富な彼らが復活し、一軍戦力に加わるとなれば非常に心強いです。個人的には、昨年手術をした中崎選手に期待しています。手術をしたことで不安な箇所がなくなり、また本来の投球を取り戻してくれのではないでしょうか。元々春先は調子があまり良くない投手ということもありますし、夏場頃までに状態を上げてくれることを期待してます!!
その他にも、菊池保選手や中田投手、一岡投手といった一軍での経験も豊富にある中堅の選手もいますので、彼らの活躍にも期待ができます!
まとめ
以上のように今年は投手陣の戦力が豊富であると考えます!若い選手が多いので、フルシーズンを任せきるのではなく、頃合いを見計らって戦力の入れ替えができれば理想的な戦い方ができると思います!
春先は若手に頑張ってもらい、夏場あたりから実績のある選手に支えてもらうことが必要になるでしょう!このような戦い方ができれば優勝もできるはずです!
オープン戦チーム防御率2位の力を見せてほしいですね!
それでは、バリバリ頑張るけんのお~
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