カープに早くも試練!?助っ人選手全員がキャンプ不在へ・・・開幕に間に合うのか?代役はだれになる?

カープニュース

2022年のセリーグ公式戦開幕まで約残り2カ月半となりましたが、早くも広島東洋カープに試練が訪れています。

ドミニカ共和国へ帰国中のコルヘロニモ・フランスア投手(28)、ロベルト・コルニエル投手(26)が渡航前のPCR検査で陽性が判明したため来日が未定となったことが球団より発表されました。

また、新外国人のライアン・マクブルーム内野手(29)、ドリュー・アンダーソン投手(27)、ニック・ターリー投手(32)は政府の入国制限により来日が未定で、助っ人5選手全員がキャンプに間に合わない可能性が濃厚です。広島フランスア&コルニエルがコロナ陽性 陰性の確認が取れ次第来日へ – プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

果たしてカープはこの試練をどのようにして乗り越えていけばよいのでしょうか。

今回の記事では、この非常事態を乗り越えるために活躍が期待される選手を挙げたいと思います。

まつやん
まつやん

助っ人選手全員が開幕に間に合わない可能性があるのは非常に心配です。

しかし、日本人選手にもいい選手がたくさんいるので、選手達の奮起に期待です!

今シーズンこそは助っ人野手の活躍が必要不可欠

2021年は4位に終わり3年連続Bクラスとなったカープ

その要因の一つに「助っ人外国人の活躍不足」が挙げられます。

特に助っ人外国人野手の”不作”がここ数年は目立ちます。

2019年こそは序盤バティスタ選手の活躍で首位にたつこともありましたが、シーズン中のドーピング検査で陽性反応を示し、8月以降の試合に出場できずシーズンを通しての活躍ができませんでした。

2020年にはピレラ選手、2021年にはクロン選手を新助っ人として獲得しましたが、2選手とも期待に沿うような活躍をすることができませんでした。

同時期にはメヒア選手も所属していましたが、二軍では無双するものの一軍ではさっぱりという「二軍の帝王」っぷりを発揮し、ついに昨シーズンオフに解雇となってしまいます。

さらに、今年は鈴木誠也選手がメジャーリーグへ移籍することが濃厚なので、チーム打撃力の低下は避けられません。

そんな中、鈴木誠也選手の穴を少しでも埋める活躍を期待されて獲得されたのが、マクブルーム選手す。

マクブルーム選手の魅力はやはり長打力で、昨季は3Aオハマで115試合に出場し打率2割6分1厘、32本塁打、88打点を記録し、AAAの本塁打王輝いています。日本の国内5球団が激しく競り合った末にカープが獲得したともされ、他球団も獲得を熱望するような期待の選手です。【鬼筆のスポ魂】巨人の新助っ人ポランコ、活躍の鍵は監督の「我慢」  植村徹也 – 産経ニュース (sankei.com)

マクブルーム選手の長所や短所は以下の記事でまとめているので、まずはこちらをご覧ください!

マクブルーム選手の遅れはかなりの痛手

カープ首脳陣の頭の中ではマクブルーム選手を4番などの中軸に据えて打線を組むことが考えられていたはずです。

そのマクブルーム選手がキャンプはおろか開幕にも間に合わない可能性が出てきているというニュースは非常に心配です。

1年目の外国人選手は通常キャンプ前にチームへ合流し、キャンプで日本のボールや投手に慣れた後、オープン戦でさらに日本野球へアジャストしていきます。このオープン戦では、他球団の主力投手と対戦する機会もあるので、弱点や課題を把握するためにも貴重な場となります。

しかし、マクブルーム選手はこのオープン戦にも間に合わない可能性があるので日本野球への適応がかなり遅れるのではないかと思われます。

オープン戦にも間に合わなかった場合、来日後まずは二軍の試合に出場し、状態がよさそうであれば一軍合流となるので、チーム一軍への合流は来日から20~30日経過した後になると思われます。

実際に、昨シーズンコロナウイルスの影響でチームへの合流が遅れていたヤクルトのオスナ選手とサンタナ選手は4月3日に来日し、二軍の試合へ3試合出場した後の4月23日に一軍出場を果たしています。巨人のスモーク選手は3月29日に来日し、4月27日に一軍出場を果たすなど、やはり来日後の調整が必要となるため、一軍出場は来日の20~30日となりそうです。

長打力が期待されるマクブルーム選手が開幕後1カ月程度不在となるのは、元より長打が少ないカープにとっては痛手となります。一発の大切さを実感したという佐々岡監督も頭を抱えていることでしょう。カープ佐々岡監督・2022年の戦い方を語る!開幕ローテ確定は3投手!レギュラーは菊池選手以外白紙など注目の発言が!

まつやん
まつやん

佐々岡監督もマクブルーム選手に大きな期待をしていたに違いません。それだけに、来日未定という今の状況はかわいそうです。。。

それでは、マクブルーム選手の不在を埋めるためにはどうすればいいのでしょうか?少し考察してみたいと思います。

右打者にとっては絶好のアピール機会!

マクブルーム選手の不在ははチームにとっては痛手ではありますが、マクブルーム選手と同じ右打者で長打も期待できる選手には絶好のアピール機会となります。

マクブルーム選手は主にファーストまたは外野手での起用が予定されているので、同じ右打者で同じ守備位置を守ることができる堂林選手、中村奨成選手、正随選手に期待しています。

堂林選手は先日の記事でも紹介した通り、復活が期待される選手の一人で、元々持っているポテンシャルは高いものがあります。堂林選手が2021年並みの成績を残してくれるようであれば、マクブルーム選手不在の痛手も小さくなりますし、マクブルーム選手合流後も主軸として活躍が期待できます。

正随選手は、昨年のウエスタンリーグ(二軍)で打率2割9分3厘、リーグ2位の11本塁打、同4位の40打点をマークし、ウエスタン・リーグ優秀選手賞に選ばれるなど、「あとは一軍で活躍するだけ」の選手です。

一軍では2020年に8打席、2021年に27打席とあまり打席に立つことができていません。一軍で活躍するためには、多くの打席に立ち一軍レベルの投手の球を体感することも重要だと思います。

正随選手の本職は外野手ですが、昨季もファーストの守備の練習をしていましたので、今キャンプでもファーストの練習を行う可能性があります。そのためオープン戦でアピールに成功すれば、マクブルーム選手が不在の間にファースト・外野手として起用される可能性が高まります。その間に、長打を量産するなどインパクトのある成績を残せば、レギュラー獲りも夢ではありません!

大卒4年目と活躍が求められる正随選手にとっては”追い風”が吹いているのかもしれません。

中村奨成選手は長距離砲というより中距離砲の選手ですが、その打撃には大きな魅力があります。また、足の速さにも定評がありバランスの優れた選手です。

2021年にはプロ初ホームランを含む2本塁打を放ち、打率.283、OPS,830と一軍の投手相手にも打撃が通用することを示してくれました。

また、長距離砲ではありませんが下の動画のように今永投手からバックスクリーンへホームランを放つパワーもありますし、なんといっても甲子園1大会の個人最多本塁打記録(6本塁打)保持者でもある通り、一発も期待できる打者です。

このように打撃にも走塁にも魅力のある中村奨成選手はもっと一軍で使われていいようにも思えます。

ただ、中村奨成選手の場合、一軍だと「守るポジションがない」ため出場機会に恵まれませんでした

現在の広島では會澤選手や坂倉選手、石原選手といった優れた捕手が多く、捕手としての能力が彼らに若干劣る中村奨成選手は捕手での出場は難しい状況です。

そこで、中村奨成選手は昨季から外野手の守備にも挑戦していますが、昨季は挑戦したばかりということもあり守備に難がありました。昨オフからは外野の守備位置にも本格的に挑戦し、今キャンプでも外野の守備練習は行われると思うので、外野の守備力が向上すれば出場機会がグンとあがると思います。

本人も「捕手を捨ててはいないけど、外野のレギュラーを獲れるようにしたい」と語る通り、まずは外野でレギュラーを獲得することを目的としているようです。広島・中村奨成 外野の定位置獲りへ筋力トレで増量計画 「体重ある方が打球も飛んでいると感じた」― スポニチ Sponichi Annex 野球

マクブルーム選手は外野でも起用されるプランがあるので、不在期間はそのプランもなくなり外野の枠にも少し余裕ができます。この不在期間に中村奨成選手が外野の守備にも不安がないことを示し、打撃でも期待通りの成績が残せるようであれば、期待された地元ドラフト1位が主力に定着というファンが待ち望んだシーズンになる可能性もあります。

個人的にはこの3選手に注目し、マクブルーム選手の不在期間をチャンスと捉えしのぎを削ってほしいと思います。この期間にアピールに成功すれば、マクブルーム選手合流後も起用されることは間違いなしです。今のカープには”打てる右打者”が一人でも多く必要なので、上記選手たちの奮起に期待です!

まつやん
まつやん

こういった限られたチャンスでアピールに成功した選手が主力選手になれると思います。3選手ともに能力は素晴らしいので、大きく期待しています!

助っ人野手は一人で大丈夫なのか?

「助っ人野手一人体制」であることはファンの方全員が心配している点ではないでしょうか。

昨シーズンも獲得した新外国人がクロン選手のみでシーズンに入りました。フロントはおそらくメヒア選手をクロン選手が適応できなかった場合の保険として考えていたのかもしれませんが、その考えは甘かったことがわかります。

クロン選手もメヒア選手も一軍で思うような活躍ができず、シーズン中盤以降はスタメン野手か全員日本人選手でした。

これは嬉しいことでもありますが、やはりスタメンに長打の脅威がある外国人選手の名前があるかないかでは相手投手に与えるプレッシャーも変わってきます。

今季はマクブルーム選手という素晴らしい選手を獲得しましたが、日本へ適応できるかはまた別の話です。マクブルーム選手が適応できなかった場合、今年も日本人のみのスタメンになる可能性あります。

昨シーズンは鈴木誠也選手がいたため、そこまで大きなダメージがありませんでしたが今季はそうはいきません。マクブルーム選手が活躍できなかった場合はチーム内でシーズン20本塁打放つことができる選手がいなくなることも考えられるので、万が一の場合に備えてもう1人パワーに定評のある助っ人を獲得してもいいのではないでしょうか。

現在はオミクロン株の流行もあり新助っ人の調査が難しいようなので、また助っ人を探せるようになればシーズン中にでも獲得を検討してもらいたいです。

まつやん
まつやん

シーズン途中加入の助っ人選手としては2013年のキラ選手の印象が強いです。キラ選手の活躍のおかげで、その年カープはCS進出を果たすことができました。

助っ人投手陣も全員出遅れ

【広島】フランスア、コルニエルの両投手が新型コロナ感染 来日前の渡航前検査で陽性判明 : スポーツ報知 (hochi.news)

マクブルーム選手に加え、助っ人4投手も開幕に間に合わない可能性があります。

中でも、フランスア投手・コルニエル投手は陽性反応が示されたというのは心配な話題です。

彼らは日本野球の経験もありますし、今季も中継ぎとして活躍することが期待されていました。特にフランスア投手は昨シーズンの不調から復活し、セットアッパーとして活躍してくれればと思っていたので残念です。

陽性反応ということはおそらく隔離期間に入るので、その間はトレーニングも十分にできないのではないでしょうか。シーズン前のこの時期に存分に調整できないのは後々に響いてくるので、開幕にはほぼ間に合わないと考えていいでしょう。

また、新外国人のアンダーソン投手とターリー投手も来日未定の状況です。

新外国人選手がキャンプに参加できないのはかなり不安です。

昨シーズンはネバラスカス選手の来日が4月9日で隔離期間を経て4月27日から2軍練習に参加していました。

一軍でも登板はあったものの結果はさっぱりクイックに課題があることが判明するなど、シーズン終了まで活躍することなく退団となりました。

もし、キャンプからネバラスカス投手が合流できていればもっと早く課題に気づき、改善することができていたかもしれません。

同様の問題がアンダーソン投手、ターリー投手で起こることもありえるので少し心配な点です。

アンダーソン投手の長所・短所をまとめた記事もあるので、アンダーソン投手についてあまり知らないかたはこちらの記事をチェックしてください!

まつやん
まつやん

アンダーソン投手はクイックにも問題なく目立つ欠点はないように思います。あとは、日本のボールを使ったときにどの変化球が武器になるかなど本人も首脳陣も確認したいところでしょう。

開幕ローテーション入りのチャンス!

投手陣も野手陣と同様に日本人選手にとっては絶好のアピール期間となります。

ローテーション争いで言えば、当確の大瀬良投手・九里投手・森下投手を除く投手で残りの3枠を争うことになります。

候補としては、玉村投手、床田投手、高橋昂也投手、遠藤投手、中村祐太投手、野村投手、森投手、黒原投手小林投手あたりが考えられるでしょう。

中でもアンダーソン投手と同じ右腕の遠藤投手、中村祐太投手、野村投手にとっては大きなチャンスです。

遠藤投手は魅力的なストレートを武器に昨季のフェニックスリーグでは4試合に登板し防御率2.14、奪三振率13.71と優れた成績を残し、アピールに成功しました。

この春のキャンプで制球に苦しまない成長した姿を見せることができれば、開幕ローテーション入りも十分にあり得ます

中村投手も昨季は期待されながら結果を残すことができませんでした。来季はプロ9年目となり後がない状況でもあるので、一軍で活躍できるところを見せなければなりません。

今年の自主トレは阪神の秋山投手へ弟子入りし、制球力の極意を学んでいるようです。秋山投手も中村祐太投手もストレートの球速があまり速いタイプではないので、秋山投手の意見は非常に参考になるのではないでしょうか。

秋山投手から学んだことを活かし、キャンプ中の紅白戦・オープン戦でアピールすればローテーション定着もあると思います。広島中村祐太が阪神秋山に志願の弟子入り「コントロールの意識聞きたくて」 – プロ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

かつての新人王で最多勝、最高勝率のタイトルも獲得したことのある野村投手はここ数年苦しんでいます。

本来の野村投手は制球力を武器に勝負する選手でしたが、ここ数年は肝心の場面でコントロールミスを犯し打ち込まれることが多いです。元々球速が速く球威があるタイプではないので、少しのコントロールミスが命取りになってしまいます。

また、カープOBの北別府氏も野村投手の制球力の低下を指摘しており、甘く入って打たれるのを怖がり四隅を狙うあまり四球を出して崩れる、というのが野村の典型的な打たれるパターンのようです。

この状況を脱却するためには、下半身を鍛えてボールのキレを良くするしかないようです。カープ崖っ縁の男たち 野村に明日はあるのか?一岡、中崎、薮田も 北別府氏が迫る/広島カープ/野球/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

下半身を鍛えるといったトレーニングを本格的に行えるのはキャンプの間のみなので、このキャンプで野村投手がどこまで復活できるかに期待がかかります。

アンダーソン投手が日本野球に適応するかは分かりませんが、アンダーソン投手はローテーション入りが濃厚だと考えられるので、アンダーソン投手の合流が一つのアピール期限になると思います。上記3投手の奮起に期待です!

まつやん
まつやん

高卒2年目の小林投手にも注目ですね!まだ若いですが、十分に一軍で通用する力はあると思います!

DAZN

フランスア投手の代役としてセットアッパーに適任なのは島内投手!

フランスア投手は昨シーズン、怪我の影響もありわずか8試合の登板にとどまり防御率9.53と散々な結果でしたが、2018年は47試合に登板し防御率1.66、2019年は67試合に登板し防御率2.76、2020年は53試合に登板し防御率2.45と非常に安定した成績を残しています。

今季はそのフランスア投手が復活し、8回のセットアッパーを務めることでリリーフの層が厚くなると期待していましたが、開幕からその形が実現することはなさそうです。

するとセットアッパーは誰になるのか?それは当ブログでも兼ねてより推薦している島内投手が適任になるのではないでしょうか。

詳細は上記の記事をチェックしていただければと思いますが、回転数が高いストレートを投げることができる島内投手は魅力的です。その他、変化球の球種も増え、制球力も改善されつつあるのでセットアッパーを任せて申し分ないと思います!

ただ、一人でフルシーズンセットアッパーを任せると、疲労も出ると思います。そのため、フランスア投手が合流するまでは島内投手がセットアッパーを務め、フランスア投手の合流後は打順などを見て8回は島内投手orフランスア投手といった起用にしても面白いなと思っています。

まつやん
まつやん

昨シーズン終盤も島内投手セットアッパーを務めることもあったので、今季も期待していいのではないでしょうか。

ルーキー松本投手もセットアッパー候補に!?

フランスア投手らの来日遅れを受けて、ドラフト5位ルーキーの松本投手も開幕セットアッパーに名乗り出ています。

松本投手と言えば、昨年の都市対抗野球でもリリーフとして活躍し、佐々岡監督もその中継ぎ適正の高さに太鼓判を押していました。

140キロ台後半の直球を両サイドに投げ分け、カットボールとのコンビネーションで打ち取る投球が松本投手の持ち味です。その持ち味を十分に発揮したのが、都市対抗野球での試合でした。都市対抗野球での活躍は以下の記事にまとめているので、まだ松本投手についてあまり知らない方は ぜひご覧ください(松本投手のピッチング動画あり)

カープ・ドラ5松本投手が都市対抗野球で好投!来季のセットアッパー候補に?ドラ6末包選手は奮わず・・・

カープ・2021ドラフト都市対抗野球出場組の結果まとめ!ドラ5松本投手が再び好投見せるもチームは都市対抗野球敗退・・・

そんな松本投手は助っ人選手の出遅れを受け「開幕から1軍に帯同して、どんどん投げていくことが目標。助っ人外国人の代わりになれるように日々努力していきたい」と語っており、セットアッパーを務めることに意欲を示しているようです。

都市対抗野球でも強気のピッチングでピンチを切り抜けていたので、松本投手のセットアッパー起用もあり得るのではないかと思います。

松本投手がプロでどの程度通用してくれるのか、紅白戦やオープン戦の投球内容を要チェックです!

まつやん
まつやん

ルーキーということで相手チームのデータもあまりないと思われます。そういった点では、セットアッパー起用も面白いかもしれません。

 広島のドラフト5位・松本竜也投手(22)=ホンダ鈴鹿=が14日、開幕セットアッパーに名乗りを上げた。12日に新型コロナウイルス感染が判明したフランスアとコルニエルは調整遅れが必至で、救援候補の新外国人・ターリーの来日も未定。新人右腕はフォームの再現性を高め、外国人投手不在の危機を救うことを誓った。

チームの窮地を救う。即戦力として期待される松本が決意を口にした。「開幕から1軍に帯同して、どんどん投げていくことが目標。助っ人外国人の代わりになれるように日々努力していきたい」と1年目から結果を残す意気込みを示した。

広島・ドラ5松本 開幕セットアッパー名乗り コロナ禍外国人投手不在の危機救う!/広島カープ/野球/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

50試合に登板したコルニエル投手の出遅れも痛い・・・

また、コルニエル投手は昨シーズン中継ぎとして50試合に登板し、防御率3.82、10ホールドと手薄なリリーフ陣を支えてくれました。さらに、2021年6月20日の対DeNA戦では日本球界最速タイの165キロを記録するなど、その剛速球には定評があります。

今季も中継ぎとして多くの試合に登板することが期待されていただけに、開幕からブルペンにコルニエル投手がいないのは少し心もとないですね。

コルニエル投手の不在の穴を埋める選手として期待している選手が2人います。

まず、一人は山口翔選手。山口投手は遠藤投手と同じで今季高卒5年目のシーズンとなります。

高卒2年目の2019年には1軍でプロ初勝利を記録するなど、順調にローテーション投手へ成長するかと思われていました。ところが、その後は一軍での登板機会がなく、昨シーズンは開幕直後の腰の怪我の影響もあり二軍でも防御率14.63と散々な結果におわりました。

そんな山口投手ですが、昨秋のフェニックスリーグでは課題としていた制球力が改善され、9試合に中継ぎとして登板し防御率1.00と抜群の安定感を誇りました。その成績が認められ、一軍の秋季練習へ参加となり紅白戦では2イニングをパーフェクトに抑え、一軍首脳陣へアピールしています。紅白戦での山口投手の好投・試合後インタビューはこちらの記事でご確認ください!

昨オフからはエース大瀬良投手の自主トレに参加し、”弟子入り”し、今年も森下投手・大道投手らと大瀬良塾に参加しています。大瀬良投手と山口投手の”師弟関係”についてはこちらの記事をご覧ください!カープ森下投手、新選手会長・大瀬良投手と自主トレ実施へ!大道投手、山口投手、戸田選手も参加!自主トレの内容とは?

かつては先発での起用が想定されていた山口投手ですが、フェニックスリーグ・紅白戦での投球を見ると中継ぎの適性があるのではないかと考えます。また、先発経験もあることからロングリリーフ(長いイニングを投げる中継ぎ投手)の役割も担えると思います。

コルニエル投手もロングリリーフを任せられることもあったので、山口投手はコルニエル投手の穴を埋めるのにふさわしいのではないかと思います。

二人目の投手は、藤井黎來投手です。藤井投手も山口投手と同じプロ5年目の選手で、フェニックスリーグでアピールに成功した選手です。フェニックスリーグでは四球率の低さが際立ちました。【カープ】2021フェニックスリーグ総括!最終順位・チーム内首位打者や本塁打王まとめ!

昨シーズンも一軍での登板がありましたが、4月28日のDeNA戦で8失点を喫し翌日に二軍降格となりました。以降は、二軍で制球力を課題に練習・試合に取り組んでいたようなので、フェニックスリーグではその成果がでたのではないでしょうか。「4月28日は単純に…」雨中登板での8失点が藤井黎來の投球に与えた影響【SELECT INTERVIEW】|carp|インタビュー|広島アスリートマガジン (hiroshima-athlete.com)

藤井投手の武器は大きく落ちるフォークボールです。このフォークは一軍でも通用するボールのように見えるので、コルニエル投手の穴を埋めるのに十分な力があると思います。フォークボールの他にもストレートも魅力的な選手で、下の一昨年の一軍での登板動画ではストレートが一軍選手相手にも通用していることが分かります。

まつやん
まつやん

カープの中継ぎ層は厚いとは言えないので、山口投手・藤井投手の若い二人が中継ぎの戦力となってくれれば非常に心強いです。フェニックスリーグでの好投をキャンプ・オープン戦でも続けてほしいです!

─4月28日のDeNA戦。リリーフで登板すると打者15人に9安打を打たれて8失点。この結果をどう捉えていますか?

「どれだけ強い球を投げても制球が甘かったら確実に仕留められるということを改めて学びました」

─その日は雨が強く、難しいコンディションでの登板でした。

「雨は降っていましたが、投げづらさはなく自分も気にはしていませんでした。単純に制球が甘かったので打たれたと思っています」

─一番課題を持って取り組んでいるのは制球力の向上ですか?

「そうですね。二軍に降格してからは、ストライクゾーンを9分割ではなく3分割(外・中・内)で意識し制球を磨いています」

「4月28日は単純に…」雨中登板での8失点が藤井黎來の投球に与えた影響【SELECT INTERVIEW】|carp|インタビュー|広島アスリートマガジン (hiroshima-athlete.com)

まとめ

今回はカープの助っ人選手が開幕に間に合うか未定であるという心配なニュースを受け、この危機を乗り越えるために必要な選手の活躍を考察してみました。

助っ人選手がいないのはかなりの痛手ですが、彼らが来日しチームに合流するまでは今いる選手たちで乗り越えるしかありません!

日本人の若手選手にも期待できる選手がたくさんいるので、キャンプ・オープン戦で一人でも多くの選手が活躍してほしいなと思います。

まつやん
まつやん

今回ご紹介した選手以外にも期待の選手はたくさんいるので、今後のキャンプ・オープン戦に要注目ですね!

選手たちのアピールが始まる2月からのオープン戦の日程や視聴方法(DAZN、Jsportsオンデマンド、スカパー、J:COM)についてまとめた記事もあるので、オープン戦前にこちらをチェックしておいてください!

カープ2022年の全試合をネット・テレビで視聴するおすすめの3つの方法もまとめています。それぞれのメリット・デメリットをまとめているので、自分に合った視聴方法を見つけてくださいね!

ブログ村ランキングに参加しています!ボタンクリックだけで投票完了いただけます!応援してくださると嬉しいのでクリックよろしくお願いします!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
人気ブログランキングにも参加しています!応援よろしくお願いします!
カープニュース
スポンサーリンク
まつやんをフォローする
バリバリ!カープ好きじゃけえブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました