10月23日に天福球場にて行われた2021フェニックス・リーグ 広島VS巨人のまとめです。試合結果に加えて、どの選手が活躍したかを簡単にまとめています!
試合は9-4でカープが勝利をおさめました。これでフェニックスリーグの成績は4勝3敗2分となりました!
【スコア】
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
広島 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 |
巨人 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
【バッテリー】
○広島
投手:小林(6回)-中﨑(1回)-中田(1回)-山口(1回)
捕手:中村奨
○巨人
投手:木下(3回)-横川(2回)-山本(2回)-戸根(1回)-太田(1回)
捕手:萩原-山瀬
【得点】
○広島:3回表 矢野選手タイムリーヒット
3回表 磯村選手2点タイムリーヒット
3回表 正随選手3ランホームラン
4回表 田中選2ランホームラン
7回表 巨人・山本投手の暴投の間に得点
○巨人:1回裏 増田(陸)選手タイムリーヒット
3回裏 山下選手タイムリーヒット
3回裏 広島・小林投手の暴投の間に得点
3回裏 平間選手のサードゴロの間に得点
【本塁打】
○広島:正隨(3回③=木下)、田中広(4回②=横川)
○巨人:なし
若鯉打線お目覚め!?
7試合連続で4得点以下だった若鯉打線ですが、この試合は9得点を挙げています!少し湿り気味だった打線もいよいよお目覚めでしょうか!?
中でもこの試合開始前時点で打率.094と1割を切る絶不調だった田中広輔選手に第2号ホームランが飛び出ています!この試合で2安打を放った田中選手は打率.200となりました。まだまだ物足りない数字ですが、これが復調のきっかけになってほしいですね!
さらに、正随選手にも一発が飛び出しています!
左中間スタンドの奥深まで打球が飛んでおり、やはりパワーのある打者だなということが分かりますね!
このホームランでフェニックスリーグでの打点は9となり、チーム内打点王に躍り出ました。フェニックスリーグ全試合4番打者として出場している正随選手、しっかりと打点をあげて4番打者の仕事を果たしていることが分かりますね。1軍でもチームの勝利に繋がる打点をあげてくれることを期待しています!
一方で、少し心配なのが高卒3年目の中神選手と高卒4年目の永井選手です。両選手ともにこの日も途中出場でしたが、無安打と結果を残すことができていません。
これで中神選手の打率は.063(16ー1)、永井選手は9打数で未だ無安打という成績です。途中出場で機会が限られていますが、少ないチャンスで結果を残さないと起用も増えてきませんので、ここらでインパクトのあるアピールを残してほしいですね!
期待のルーキー小林投手が先発!
この試合の先発は小林樹斗投手でした。これまでフェニックスリーグで2試合に登板しわずか自責点1と素晴らしい成績を残しています。(過去の小林投手の活躍はこちらをご参考に:フェニックスリーグ開幕!!、フェニックス・リーグ 広島VS巨人 2021/10/17@天福球場)
そんな小林投手ですが、この試合は6回を投げて自責点4とまずまずの内容。これまで2試合でわずか3四球でしたが、この試合では5四球を与え制球に苦しんだ様子がうかがえます。3試合目の登板ということもあり少し疲れもあったのでしょうか?
球速でみるとこの日はMAX147km、平均が143kmと過去2試合の登板よりいずれも球速が遅くなっていました。(前回はMAX149km、平均147km、初戦はMAX151km、平均146km、いずれも天福球場にて計測)
球速からも少し疲れが見えていることがうかがえます。それもそのはず、初戦以降は中5日で登板し、いずれも100球近く投げているのです。
しかし、一軍では中6日で100~120球投げてシーズンを乗り切らないといけません。その体力をつけるためにも、きついとは思われますがフェニックスリーグでしっかりと体力をつけ、今後のステップアップに繋げてほしいですね。
次回の小林投手の登板にも期待です!
中継ぎ陣はまたも無失点!そしてあの投手も登板!
この試合も中継ぎ陣が無失点と好投を見せました!
小林投手の後は、中崎投手ー中田投手ー山口投手のリレーです。すでにみなさんお気づきだと思いますが、中崎投手がこのフェニックスリーグ初登板となりました!7回に登場した中崎投手は三者凡退に抑え、危なげないピッチングを披露しています!
かつての守護神も今年は1軍で4試合に登板し、防御率13.50という悲しい成績に終わっています。まだまだ29歳とこれから十分に復活できる年齢です。広島の投手陣は全体的に若いため、3連覇中守護神として活躍した中崎投手の経験は非常に貴重となります。
ファンは中崎投手が復活して、 またあの頃の様に復活して一軍の勝ちパターンとして活躍する日を待っています。 このフェニックスリーグでしっかりと感覚を取り戻してほしいですね!
ちなみに球速はMAX143kmで平均が140kmだったので、まだまだ本調子ではないかと思われます。。今後の中崎投手の登板に注目ですね!
まとめ
この試合は打線が奮起し、勝利をおさめた若鯉。
通算成績は一つ勝ち越しとなっています。このまま勝利を積み重ねて、フェニックスリーグ優勝を目指してほしいです!
広島東洋カープ公式サイト (carp.co.jp)
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